ゲームは子どもに好影響を及ぼしていた!
ゲームは子どもに“多大なる”好影響を及ぼしていた?コロンビア大学がゲーム脳を一蹴か!

ゲームをしていると何となく後ろめたさを感じることはないだろうか。かつては「ゲーム脳」という言葉がメディアを跋扈し、ゲームに対する印象の悪さが強調されることもあった。その後、「脳トレ」ブームにより多少の名誉回復がなされたものの、ネガティブなイメージはいつでもつきまとっている。
そんな現状に一石を投じそうな研究が先月、科学誌「Social Psychiatry and Psychiatric Epidemiology」に掲載された。その論文によれば、ゲームをしている子どもはしていない子どもよりも、優れた能力をもつ可能性が高いのだという。
■ゲームに費やす時間と能力の関係について調査
研究を行ったのは、コロンビア大学メールマン公衆衛生大学院とパリ第5大学の研究者らだ。ゲームに費やす時間と子どもの発達や認知能力、社交性との関係性について調べ、その結果、ゲームが子どもに良好な影響を及ぼしているという結論に至った。
今回の調査はドイツ、イタリア、オランダなどの欧州6カ国の、6歳から11歳までの子ども3195人を対象に行なわれたもので、年齢や家族構成などの要素によって集団を分けて比較している。調査の内容は、子どもの行動上の問題をスクリーニングする「SDQ(Strengths and Difficulties Questionnaire:子どもの強さと困難さアンケート)」というアンケートを親と教師に回答してもらい、子ども自身にも普段の生活について質問に答えてもらうものであった。また、これらとは別に、教師は学習面での達成状況も評価している。
その結果、ゲームをよくする子どもの方がしない子どもよりも1.75倍の確率で知的機能が高く、学習成績も1.88倍の確率で高かったという。また、ゲームをする子どもは友達関係に問題を持つことが少なく、社会性があることも判明。さらに、子どもの自己申告や親や教師のSDQへの回答において、ゲームによる悪影響は見られなかった。……いったいゲーム脳とは何だったのだろうか。
ほかにも、20%の子どもが週に5時間以上ゲームをしていて、男児や、歳を重ねるほどゲームをする時間が長くなる傾向があることがわかった。ただし、家庭環境によっても費やす時間は変化するようで、大家族でない中規模の家庭ではゲームをする時間が長くなりやすく、シングルマザーの家庭では逆にゲームの時間は短くなるという。
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