キスする時に目を閉じてしまう理由がついに解明! 原因は?

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キスする時に目を閉じてしまう理由がついに解明! 原因は?の画像1イメージ画像:「Thinkstock」より

 唐突だが、あなたはキスする時に目を閉じているだろうか? 目をカッと見開いたまま誰かと唇を合わせるという人は、恐らく少数派だろう。それに映画や写真などで、カップルが目をひん剥いたままキスするシーンがあったとしたら、何となく違和感がありそうだ。では、なぜ私たちはキスの時に目を閉じるのか? 恥ずかしいから? それとも心のどこかで恐がっているから? 実は、本当のところはよくわかっていなかったという。

 このような疑問を感じても、大抵の人は「当たり前」「そういうものだ」と受け入れてしまいがちだ。しかし、それはなぜなのか、理由を探求することに人生をかける「科学者」と呼ばれる人々がいる。そして今回、とうとう科学者が“キスするときに目を閉じてしまう理由”を解き明かすことに成功したようだ。


■秘密は脳にあった!?

 今月21日付の英紙「インデペンデント」によると、話題の研究結果を学術誌「Journal of Experimental Psychology: Human Perception and Performance」上で発表したのは、ロイヤル・ホロウェイ(ロンドン大学)の認知心理学者、ポリー・ダルトン博士とサンドラ・マーフィー博士。

 キスするときに目を閉じてしまう理由について、博士らが導き出した結論を簡単にいえば、なんと「単純に私たちの脳が目を開けさせようとしない」から。これは一体どういうことなのか、実験の詳細について解説しよう。

■キスする時、視覚よりも触覚を重視していた

 まず博士らは、人間がキスする時の視覚と触覚の関係に注目した。そこで被験者に複雑な視覚情報を処理させるために「文字探し」テストを課すとともに、触覚への反応も測定するため、片方の手には小さな振動装置を取りつけたという。

 すると、被験者たちは実に興味深い反応を見せる。視覚に集中している時ほど、触覚に対する反応が鈍くなったのだ。これはつまり、脳の灰白質(ニューロンの細胞体が集まる領域)が、目から得た情報の処理に集中すればするほど、同時に触覚に集中することが難しくなることを示している。そう、キスする時に無意識のうちに目を閉じてしまう(視覚情報を遮断する)のは、私たちが視覚よりも触覚で相手を感じようとするためだったのだ。

 博士らによると、キスだけでなくセックスや(好きな相手との)ダンスなど、触覚からも相手を感じ取るべき快感のなかにある時、人間は潜在的に触覚に集中しようとする(手の動きにエネルギーを割く)傾向にあるのだという。

「視覚情報を遮断することによって、私たちの精神は、体験における視覚以外の側面にフォーカスできるようになるのです」(ダルトン博士)

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