乙武氏不倫、障害者の意見を聞いてみた「障害があるからこそ感じる征服欲とセックス」

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51V62AJC18L._SX335_BO1,204,203,200_.jpg『五体不満足 完全版 【講談社英語文庫】』(講談社インターナショナル)

 かつてベストセラー自伝『五体不満足』(講談社)で一躍脚光を浴び、その後、スポーツライターや教職員としても活動、現在もなお文筆業として活躍中の乙武洋匡。その爽やかな雰囲気も手伝って、その好感度はかなりのものであるが、そんな彼について突如として明らかとなった今回の不倫騒動。彼と同様に、ハンディキャップを負う同世代の障害者たちはこの騒動をどう見るのか。

まさか彼がこんな騒動を起こすとはね(苦笑)。同じ障害者でも、僕と彼とじゃ全然ランクが違うと思うけども、やっぱり今回の話は僕なりに気になりますよ

 そう語るのは、この春で40歳の誕生日を迎える青山健一さん(仮名)。彼は学生時代に巻き込まれた事故の影響で両手を切断。脚についても未だに後遺症が強く出ているという障害と共に、その後の約20年間を生きている。

意外に思われるかもしれないけど、僕らは割とオープンなんですよ(苦笑)。もともと多かれ少なかれ、自分が障害を負っていることにコンプレックスがあるでしょ。だから普通の人がタブーとしているような込み入った話も、意外とあけっぴろげで話せちゃう。オナニーは一日何回するのか?とか、どんなオカズ使ってるのか?とか。障碍者でもOKの風俗とかある? みたいな情報交換も、割と平気でしてますね、僕の場合は

 健常者側から見るとある意味意外なことのように感じるかもしれないが、彼らは日頃、性に関して割とオープンに語りあうことも少なくないとう。その内容も、漠然とした性欲に関するものから、パートナー間の性の不一致に関する悩み相談や、プレイのテクニックに関する情報交換・共有など多岐にわたるという。

なにせいろいろと不便なことも、正直あるから(苦笑)。たとえば僕の場合は両手がないし、足も事故前の状態からすれば、思うようには動かない。そうなると、どうやってセックスするんだろう?って思うでしょ。でも別に性欲自体がなくなるわけじゃないから、僕だってやりたくなる。そうした時に役に立つのが仲間の情報なんです。健常者とカップルになっている人もいるし、障害者同士で結婚してる人だっている。彼らと営みに関する情報をシェアしあうことで、自分の生活に役立ててますね

 ……と、自らの「性」について語る青山さん。しかしそんな彼ですらも、これまで耳にしたことがないというのが、障害者の不倫や浮気などといった不貞行為に関するものだ。

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