見ているだけで鬱になる絵 ― “不気味な水平線”を追い求めたトワイヤンの根暗すぎる世界

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【拝啓 澁澤先生、あなたが見たのはどんな夢ですか? ~シュルレアリスム、その後~】――マルキ・ド・サド、そして数多くの幻想芸術……。フランス文学者・澁澤龍彦が残した功績は大きい。没後20年以上たったいま、偉大な先人に敬意を払いつつ、取りこぼした異端について調査を進める――。


Toyen.jpg

 たしか学生時代のことだったと思うが、1冊の本を買った。タイトルは『Les Grandes figures du SURRÉALISME international(シュルレアリスム人物事典国際版)』 。事典といっても、250ページほどの薄いものなのだが、アンドレ・ブルトンらの大御所から、マイナーなシュルレアリストまで幅広く紹介されていて、当時はカタログとして重宝したことを思いだす。

 ちなみにこの本、国際版と銘打っている割には、アジア圏からはただ1人、瀧口修造がエントリーされているのみ。以前紹介した瑛九なども収録されていいと思うのだが……。まあ、そういう超マイナーな作家たちは、このコーナーで紹介していけばよいだろう。

Toyen_3.jpgトワイヤン“Objekt-fantom”(1937)


■偉大な画家、しかしあまり知られていない

Toyen_2.jpgトワイヤン 画像は「Wikipedia」より引用

 そこで今回は、トワイヤン(本名:マリー・ジェルミーノヴァ)というチェコの女性シュルレアリストを紹介したい。というのも、トワイヤンという画家はこの事典のなかで、“Grand peintre, mais un peu méconnue(偉大な画家、しかしあまり知られていない)”と、まさにこの連載で取り上げるにふさわしい紹介のされ方をしているからである。

【トワイヤン年譜】
 1902年プラハ生まれ。23年、プラハで「デヴェルチュシル」というフランツ・カフカも所属していた前衛芸術グループのメンバーになる。25年から29年にかけて、夫のインデリッヒ・シュティルスキーとパリに暮らす。34年、チェコにおけるシュルレアリストグループの結成に参加。47年、夫の死を契機にパリ移住。80年同地にて没。ちなみにトワイヤン(Toyen)という名は、フランス語で「市民」を意味のある“citoyen”という単語に由来するという。

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コメント

1:匿名 2016年4月10日 00:56 | 返信

くそ短いくせにページ分けしすぎ。3ページとか笑うわ

アクセス数稼ぎに必死だな

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