干上がった川から数千の男根が出てきた!? インド人もびっくりの遺跡とは?

■男根崇拝とシヴァ信仰

Sahasralinga1画像は「BeforeitsNews」より

 シヴァ神は破壊神でありながら創造の神という側面も持っている。先にその異様な外見について触れたが、神話におけるシヴァ神の所業もさすが神がかっている。伝えられるところによれば、若い頃は火葬場を棲家とし、悪鬼たちを引き連れ暴れまわっていたという。そしてひどい癇癪持ちで喧嘩っ早く、わがままで天邪鬼、怒らせたら敵を徹底的に殺戮し、その死体の上で勝利の破廉恥ダンスを繰り広げたという。これを悪魔の所業といわずなんといえばいいのであろうか。
 
 それでもインドではSadasiva Raya王のようにシヴァ神を信仰する人は多い。現在日本各地で男根崇拝の祭りが残っているが、これらもシヴァ信仰から派生してたものだと考えられる。古く遡れば世界遺産でもあるモヘンジョ・ダロ遺跡に残されているように、紀元前2500年から前1800年にかけてインダス川の中流から下流にかけて多くの都市国家が繁栄していた。こうしたインダス文明では、その後のヒンドゥー教に見られる組織的な社会構造ではなく、より強い家庭祭祀(母神や動植物信仰)に基づいた宗教的まとまりを持つ社会であったという。しかし、インダス文明については塩害・風化などによる遺跡の損傷が激しくまだ大半が謎のベールに包まれたままというのが現状だ。

Sahasralinga8Sahasralingaの位置。画像は「GoogleMap」より

 この男根が出てきた「Sahasralinga」へは、シルシからバスを使っていくことができる。2キロほど歩かなくてはいけないが、周囲には自然がもたらす素晴らしい景色や地域ならではの野生動物に会うことができるという。是非インドに行かれる際には旅程に組み込まれてはいかがであろうか。

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参考リンク「www.sott.net

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