ネコを飼うと「胃がん」「統合失調症」になる? 死よりも怖いペットを飼うリスク8選

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 現代の日本では、少子高齢化の影響もあり、ペットを飼う家庭が多い。イヌもネコも、それぞれ1,000万頭前後が飼われているという。ペットを家族同然に扱い、共に暮らす人々の間で問題となっているのは、ペットに由来する感染症などの病気だ。それらの中には、死に至る病気もあるという。今回は、患者数の増加が予想される、ペット由来の感染症などの病気を紹介しよう。

ネコを飼うと「胃がん」「統合失調症」になる? 死よりも怖いペットを飼うリスク8選の画像1画像は、Thinkstockより

■「動物由来感染症」(ズーノーシス)の感染経路とは?

 動物からヒトへと感染する可能性がある病気を、「動物由来感染症」(ズーノーシス)と呼ぶ。日本では60~80種が特に問題視され、そのうち30種はイヌ・ネコ・小鳥など身近にいるペットから感染するものだ。ペットと家族同然の生活をするほど感染リスクは高まる。

 ペットに由来する動物由来感染症の感染経路としては、主に以下の2種類が挙げられる。

1. 直接伝播:咬まれる、顔を舐められる、引っかかれる、口移しで餌を与える、キス、排泄物、ほか。
2. 間接伝播:ダニ・蚊・ノミなどの媒介。もしくは口にする肉や魚介類から。


■代表的な「動物由来感染症」5選

 イヌやネコなど、日本で人気のあるペットとの接触によって起きる病気としては、主に以下のようなものがある。

・1パスツレラ症
 イヌの75%、ネコの100%が保有している「パスツレラ菌」への感染によって発症する。主にペットに噛まれたり引っかかれたりしてできた傷口から、体内に菌が侵入する。呼吸器系の疾患、骨髄炎、敗血症、髄膜炎などの全身重症感染症を引き起こし、高齢者など抵抗力が弱い人々は死亡することもある。

・2猫ひっかき病
 その名の通り、ネコに引っかかれて感染し、10日後に赤く腫れ上がる。そして発熱が続き、全身倦怠、関節痛、吐き気などの症状が出現。自然に治癒することも多いが、肝腫瘍を合併することもあり、免疫能力が落ちた高齢者などは、重症化して麻痺や脊髄障害に至るケースもある。

・3カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症
 イヌやネコなどの口腔内に常に存在する細菌が、ペットに噛まれたり引っかかれたりすることで体内に侵入。発熱、倦怠感、吐き気、頭痛を引き起こす。患者は中年以上の男性に多く見られるが、重症化すると敗血症や髄膜炎で死亡するケースもある。

・4サルモネラ症
 カメやイグアナなどの爬虫類、また、汚染された食品や手指を通じて口から感染し、その後8時間から4日間で腹痛、下痢、発熱が起こり、時に粘血便を伴う。免疫力が落ちている人が感染すると重症化し、死に至るケースもある。

・ 5オウム病
 主に鳥類が感染源となるが、イヌやネコに感染することもある。鳥の排泄物を吸入したり、稀に口移しで餌を与えることにより感染するケースも見られる。急激な高熱と咳を発症し、肺炎や髄膜炎などさまざまなな病態に至る。

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