ネコを飼うと「胃がん」「統合失調症」になる? 死よりも怖いペットを飼うリスク8選

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■6ペットを飼っていると胃がんになる?

 このほか、最近になって明らかになった研究結果として、「ペットを飼うと胃がんになる」という事実がある。これは、北里大学薬学部の中村正彦准教授らのグループが日本ヘリコバクター学会で発表したものだ。

 胃がんのリスクを高めるピロリ菌に感染していなくても胃がんを発症する例があるが、そのような人は、ペットを経由して「ヘリコバクター・ハイルマニ」という細菌に感染している可能性があるというのだ。

 医学博士である米山公啓氏は、ペットとの接触について、「粘膜と粘膜が触れ合うような濃厚な接触は控えるべきです。口の周りをペロペロとなめさせたり、キスや口移しで食事を与える行為は非常に危険。排泄物や吐しゃ物を処理する時も細心の注意が必要になります。手袋をつけることに加え、処理後はキチンと手洗いをするべきです。一緒にお風呂に入るのも、あまりオススメできません」(日刊ゲンダイ、2015/09/08)と語る。


■7ネコを飼っているだけで統合失調症に?

 また、これも最近になって判明したことだが、「ネコを飼っている家では、統合失調症になるリスクが高まる」という驚くべき報告もある。これは、2015年1月に学術誌「統合失調症研究」に掲載された論文によるものだ。

 研究結果では、子どもが青年期後半に統合失調症など重度の精神疾患と診断された家庭では、その子の幼少期に猫を飼っていたケースが多かった。研究チームは、猫に寄生する「トキソプラズマ・ゴンディ」という原虫がヒトに感染し、精神疾患の発症に関して何らかの役割を果たしているのではないかという仮説を立てている。

■8もちろん、獣姦も危険! 陰茎がんに

 さらに、ごく稀なケースだが、獣姦によって発症リスクが高まる病気もある。たとえば、ブラジルの研究によると、獣姦を好む男性たちの間で、陰茎がんを発症する確率が高くなるという。

 ブラジルの農村地域に住む男性約500人を調査したところ、そのうち35%が動物との性交渉の経験をもっていた。また、陰茎がん患者118人を対象とした調査では、獣姦の経験者が45%という高い数値を示したため、やはり発症の原因は獣姦にある可能性が高いという。これはあくまでも特殊なケースではあるが、やはり動物との密接すぎる接触は、大きなリスクを伴うということだろう。


■日常生活で心がけるべきこととは?

 さて、ペットの飼い主にとっては「知らなければよかった」ということばかりかもしれないが、ペットに対する愛情が深いからこそ、家族同然に扱うのであり、キスしたり一緒に寝たりする「愛情表現」を止めろというのは酷なことだろう。

 いずれにしても、いざという時にパニックに陥らないため、ペットの飼育には感染症などのリスクが伴うということを十分に把握しておくことが大切だ。感染症のリスクを低減するために日常生活で心がけることは、主に以下のようなことだ。

1. ペットの身の回りを清潔に保つ
2. ペットに触れたら必ず手を洗う
3. ペットとの過度な触れ合い(顔を舐めさせる、キス、餌の口移し等)は控える
4. イヌの予防注射や登録などを忘れない

 また、人々の生活が多様化するにつれ、これまであり得なかったような動物をペットとして飼うケースも増えている。動物由来感染症の観点からすると、こうした動物はまだ未知の部分が大きく、飼育のうえでのリスクが非常に高いことを理解しておくべきだろう。


 筆者は、昨年8月発行の『予言! 恐怖の感染列島』(ダイアプレス)で「世界の奇病を研究する会」の一員として執筆を行ったが、この記事では自ら執筆した動物由来感染症の項を参考にした。本書では、ほかにもあまり知られていない恐怖の感染症を紹介しているので、関心がある方は一読をお薦めする。
(文=百瀬直也

百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose

※百瀬氏が執筆したコンビニムック『2016予言 驚異のシナリオ』(ダイアプレス)、大好評発売中!


参考:「livescience」「mhlw

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