デモ参加学生、警察官2人をバスで轢き殺す
【閲覧注意】デモ参加者の学生、警察官2人を大型バスで迷わず轢き殺す=ベネズエラ
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毎月のように邦人が拳銃使用の強盗被害に遭うなど、南米で最も治安が悪いと言われる国・ベネズエラ。3月29日、ベネズエラで警官2人が大型バスに轢き殺されるという悲惨な事件が発生し、その瞬間を撮影した動画が「LiveLeak」にアップされた。
今回の事件は、抗議デモに参加したベネズエラの学生が強行したもの。暴動の鎮圧にあたっていた警官を無情にも轢き殺し、その後は行方をくらませたという。映像はいきなり、大型バスと警官の衝突から始まる。無機質な白いボディーのバスが、スピードを落とすことなく通り過ぎ、その後に横たわっているのは身動きひとつしない警官2人。バスが通り過ぎたと同時に仲間の警官が一斉に駆け寄り、その生死を確認している。そして、右側にも同じように横たわる警官の姿が。近くにいた黄色いTシャツの一般人もこの惨事に両手を挙げ、今見た光景が信じられない様子だ。現場が騒然とするなか、死亡を確認したのか、地面にひざまずき悲しみを露わにする警官の姿は、何とも形容しがたい痛ましさに満ちている。
ベネズエラではデモに関する事件が頻発しており、2014年5月には首都カラカスで、反政府デモの拠点を襲撃した警察官とデモ隊が衝突、警察官が首を撃たれて死亡した。この時、死亡には至らないまでも別の警察官も撃たれ、鈍器で殴られるなどして重傷を負っている。また翌年2月には、タチラ州サンクリストバルでニコラス・マドゥーロ大統領への抗議デモ中に14歳の少年が頭を撃たれて死亡する事件も発生している。
“石油頼み”のチャベス主義が破綻してから、インフレと物資の不足が起き、生活必需品でさえ手に入れるのが困難なベネズエラ。ニコラス・マドゥーロ大統領率いる社会主義政権の下、同国では深刻な経済状況が続き、母国から離れる国民も増加している。働き手がいなければ経済状況は悪化し、経済状況が悪くなれば、さらにベネズエラを去る人が多くなる……という悪循環のなか、一部の富裕層以外は過酷な労働で虐げられている。
そんな状況だからこそ、不満や鬱憤が溜まり今回のような事件に発展してしまったのかもしれないが、人の命を奪ってまで変えたい未来というのは、一体何なのだろうか?
(文=北原大悟)
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