強姦殺人を続けた京都の「ヒトサライ一族」と未解決事件

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【日本奇習紀行シリーズ】 京都

0414satujinki_01.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 1979(昭和54)年、京都府長岡京市内にある山林の中で、同市内のスーパーに勤務するふたりのパート主婦が、惨殺体となって発見されるという、実におぞましい事件が発生した。未解決事件として世に名高い『長岡京殺人事件』がそれである。

 この事件では、殺害されたふたりの主婦の胎内から、犯人男性のものと思しき体液が発見された。このことから、彼女たちは、楽しみにしていたわらび取りの最中で偶然出くわした男にレイプされ、それぞれ絞殺・刺殺された挙げ句に、その場に放置されたと考えられている。だが、この事件が発生して40年近い歳月が流れた今、我々はなんとも気になる証言をしてくれる人物に遭遇することができた。同市内で精肉業を営む渡辺和夫さん(仮名・72)、その人である。


「ああ、今でもハッキリと覚えていますよ…。なにせね、当時は、“またか”って思ったくらいですから。ええ、そうなんです、あの界隈にはね、昔から、人攫いの一族が住んでいるっていう噂がね、地元の連中の間では囁かれていましたから。だから目撃情報などがちらほら出てきた時にね、みんな、大っぴらには口にしやしないけれども、ついにその正体がわかるのかもしれないって、内心思ったはずですよ」


 本事件においては、その発覚当初、警察の捜査により、近隣住民の目撃談などから、数名の容疑者が浮上したとされる。しかし、彼らが真犯人として逮捕されることはなく、未だ、その真相は藪の中だ。


「今にして思えば、目撃された男たちっていうのは、我々が思う一族の人間じゃないのでしょうし、真犯人じゃなかったんだろうと思いますけれどもね。だとすれば、真犯人はどこにいるのか? という話です。ええ、私ら地元の人間はね、一族の人間が犯人だと未だに思っていますよ。なにせあのあたりで女が姿を消すっていう話は、あの事件よりも遥か昔から、ずーっと言われてきたことですからね。それもひとりやふたりじゃない。何十…場合によっちゃ何百っていう人がいなくなっているんだと思うんです」

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