奇習! 母胎回帰への憧憬 ― 死んだ赤ん坊を女性器に“ねじ込む”儀式=房総半島

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【日本奇習紀行シリーズ】 房総半島

0412botaikaiki_01.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 本土から遠く離れた南方の島嶼地などでは、今もなお、母胎回帰要素を持った信仰の一環として、女性器と胎内を模した墳墓が数多く確認されている。だが、実はこうした信仰は、多少の差異こそあれど、かつて日本全国に存在していたと考えられている。


「胎内めぐりなどもそうですが、母体に帰るという思考や信仰は古くから存在していました。無論、地域ごとに見ていけば、おかしな風習もあったことがよくわかります」


 かつて日本に存在していたという母胎回帰に関する信仰と、それに伴う形で生まれたと思しき奇習についてこう語るのは、アマチュア研究家・田中直道さん(仮名・68)。本業である製菓業の傍らで、約30年もの間、民俗研究を続けているという。彼の話によると、それこそかつては日本全国の津々浦々で、母胎回帰にちなんだ風習が存在し、たとえば、房総半島のある地域では、現代の我々からすると、にわかに信じがたい奇習までもが、ごくごく当たり前のこととして行われてきた過去があるという。


「まあ、結論から言ってしまうと、死産や流産で最初から亡くなっていたり、生まれて間もなく赤ちゃんが亡くなっていたりした場合などにですね、その遺骸をですね、女性器に無理やり戻そうする習慣なんですよ。いやいや、そんなことしたって、もちろん本当に戻るわけないじゃないです。オカルトじゃないんですから。でも、そういう儀式をするっていう……ある種の母胎回帰的な意味合いがあるのかもわかりませんけども…」

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