【閲覧注意】復讐相手を間違えてアシッドアタック ― 顔面が酸で溶けた男の悲劇

【閲覧注意】復讐相手を間違えてアシッドアタック ― 顔面が酸で溶けた男の悲劇の画像1画像は、「Daily Mail」より引用

 世の中には、復讐のために人に危害を加える事件が度々起こるが、そこで復讐する相手を間違えてしまうという悲惨な事件もあるようだ。被害者の姿が英紙「Daily Mail」で報じられた。


■高濃度の酸によって皮膚が溶け、目が潰れてしまった男性

【閲覧注意】復讐相手を間違えてアシッドアタック ― 顔面が酸で溶けた男の悲劇の画像2画像は、「Daily Mail」より

 画像に写し出されているのは、頭に包帯を巻き、ベッドに横たわる男性の顔。顔中の皮膚が酸によって溶けてしまったのだろう、全体がケロイド状につっぱり、ピンク色にただれ、血の塊があちこちにこびりついている。特に、目の損傷は酷いようだ。瞼はくっついてしまっているのか閉じた状態だが、黄色いものがはみ出して固着している。もしかしたら、溶けた眼球なのかもしれない……。以前の写真を見ると、彼は健康的な血色をした精悍な顔立ちの男性だった。しかし、酸をかけられた後の顔にその面影を見ることはできないほど、顔面は酷く損傷している。

■いわれの無い復讐

【閲覧注意】復讐相手を間違えてアシッドアタック ― 顔面が酸で溶けた男の悲劇の画像3画像は、「Daily Mail」より

 酸による被害を受けたのは、不動産開発の仕事をしていたアンドレアス・クリストフェロスさん。ある日、自宅の呼び鈴が鳴り、クリスマスの小包みだと思ったアンドレアスさんは何の疑いも持たずに玄関の扉を開けた。すると外に立っていた男は、「あんたにこれをやろう」と一言発したと思うと、彼に向かって酸を浴びせかけた。

 加害者はデビッド・フィリップスという男で、身近にいた人を暴行されたことで恨みを抱き、今回の復讐にいたったというが、実はその相手が間違っていたのだ。アンドレアスさんは、勝手な思い込みによって顔や腕などの広範囲に大やけどを負い、左目を失明することになってしまった。何とか失明を免れた右目も、視界がぼやけてしまう。高濃度の酸は、アンドレアスさんが着ていたTシャツを溶かすほど強力だったという。


■周囲に支えられ、悲劇に立ち向かう

 アンドレアスさんは、妻と18カ月の息子とともに英国・コーンウォール州で暮らしている。彼は今後も定期的に手術を受ける必要があり、この5月と6月には大きな顔面再建手術も控えているそうだ。しかし一家は、突如として襲ってきた悲劇に打ちひしがれながらも、困難にも勇敢に立ち向かおうとしている。

「これからも強く生きていきます。私たちは強い人間ですし、あんな人間に私たちの人生を破壊させません」
「私は驚くほど強い妻と、素晴らしい友人に恵まれました。家族、良き友達、そして神様に感謝します」(アンドレアスさん)

【閲覧注意】復讐相手を間違えてアシッドアタック ― 顔面が酸で溶けた男の悲劇の画像4画像は、「Daily Mail」より

 なお、その後の刑事裁判で加害者のフィリップスに下された判決は終身刑だった。アンドレアスさんは、英国の法制度を信じているとしながらも、次のように懸念を表明している。

「どんな言葉をもってしても、奴の罪を非難するには足りないように感じられます」
「アシッドアタックについては、もっと国家レベルでの対策が必要ではないでしょうか。(さもなければ)間違ったメッセージを送ることになりかねない」
「もう、それ以外に言うことは何もありません。奴のために何かを考えること自体バカバカしい」

【閲覧注意】復讐相手を間違えてアシッドアタック ― 顔面が酸で溶けた男の悲劇の画像5画像は、「Daily Mail」より

 被害に遭ってからしばらくの時を経た画像には、マスクをしたアンドレアスさんの姿が。彼の顔が元に戻ることは二度とないうえ、鏡を見るたびに精神的な苦しみに襲われることになるだろう。しかし、周囲の人々に支えられながら、アンドレアスさんは力強い一歩を踏み出そうとしている。
(文=北原大悟)


参考:「Daily Mail」、ほか

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