奇習! 天狗か鬼が幼女を… 「宮崎勤事件」前から囁かれていた東京西部の神隠し伝説

【日本奇習紀行シリーズ】 東京都西部

0414kamikakushi_01.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 1988年から翌89年にかけて相次いで発生した『東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件』は、捜査線上に浮上した青年・宮崎勤が被疑者として逮捕され、その後、刑が確定。2008年6月17日に絞首刑が執行され、45歳で刑死したことにより、一応の解決を見ている。だがその実、彼が住んでいた東京都西多摩郡の五日市町(現・あきる野市)周辺では、この事件が発生するよりも遥か昔から、幼女の誘拐に関する噂話が存在していたと言われている。


「神隠し、っていうんですかね……。あれは私が子どもの頃だから、もう80年近く前のことですか。小さい子ども、それも女の子ばかりが姿を消すものだから、私も3つ下の妹がいるもので、『目を離さないように』って、じいさんやばあさんから、よく言って聞かされたものでした」


 今回、我々の取材に応じてくれたのは、かつてこの地域で山林業を営んでいたという山崎豊三さん(仮名・83)。彼の話によると、この地域では古くから、「年端もいかぬ幼女が姿を消す」という噂話が存在していたのだという。


「昔話だから記憶が不確かな部分もありますけれどもね。じいさんたちの話じゃ、近くの山にね、たくさん湧き水が出る場所がありまして、その近くでね、遊んでいると山から天狗だか鬼だかがひょっこりと顔を出してきて、一緒に遊ぼうって言うそうなんです。それで遊んでいるうちに、どんどん深いところまで行ってしまって、姿を消す……と。どうもね、そういう話のようです」

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