「敵にトドメを刺さないのはなぜ?」中国人が違和感を覚える、日本アニメのヒーロー像

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【日刊サイゾーより】

 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。

 以前より、中国国内では日本の漫画やアニメ作品が人気を博しており、いわゆる「オタク」や「コスプレイヤー」は大勢存在します。しかし、彼らの多くが、日本の作品のとある傾向に対して疑問を抱いています。

 4月28日、中国のメディアサイト「騰訊網」は、「どうして日本アニメの主人公は、敵に対してあまりに優しいのか?」というテーマの記事を掲載しました。記事内では、日本の作品のヒーローが多くの苦しみを味わったにもかかわらず、敵の命を奪わない例をいくつか紹介し、「ときどき日本のヒーローたちの気持ちが理解できない」「ヒーローの優しさや勝者のバイタリティーを強調するためだ」「暴力や殺害を好まない、今の時代の特色だ」という中国のファンの考察が紹介されていました。

 当初、僕は日本のヒーローが敵にトドメを刺さない理由は「憲法9条の効果」だと推測していました。憲法9条により、戦後の日本に蔓延した非戦、武力放棄の思想が作品に影響を与えていると思ったのです。しかし、これをTwitterにアップしたところ、あるフォロワーから、日本人の精神には「武士の情け」という考えが根付いているためだというリプライが返ってきました。

 これに対し、僕が「侍は必ず敵の首を取るじゃない?」というリプライを行ったところ、彼は人気漫画『ドラゴンボール』の主人公孫悟空が敵キャラのフリーザを見逃そうとする場面、その後、悟空が不意打ちを行ったフリーザにトドメを刺した時に哀れみのような表情を浮かべる場面をTwitterにアップしたのです。

 後日、僕がその話を漫画やアニメに詳しい日本の知人に話したところ、「武士の情け」とは「敵にトドメを刺す」という意味ではなく、「敵の気持ちも尊重するべき」という考えであること、日本には太古から恨みを持って死亡した人物は後日、怨霊となって祟りをもたらすという「御霊信仰」があるため、たとえどんな悪人でも、むやみに殺してはならないという思想があることを教えてもらいました。

 それ以外にも日本の知人からは、現在の日本の人気作品は女性や子どもを意識したものが多いため、ヒーローがあまりに残虐な行為を繰り返すと読者からの反発を招くからではないか? という推測を聞きました。確かに日本の漫画・アニメを見返すと、少年、少女向け作品の場合は敵にトドメを刺さないキャラが多い一方、青年や中高年向け作品、さらにいうと『子連れ狼』や『必殺仕事人』などの時代劇には、容赦なく敵を殺害するキャラが多いと感じました。

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    コメント

    4:匿名 2018年8月17日 21:47 | 返信

    『チャイナレコード』向きの記事だな。
    中国人の愚かさを嘲笑いつつ、我が振り直せ、という内容は、まさしくあのサイト向き。
    優しさを忘れつつある日本人へのメッセージであると、受け取っておくことにする。

    3:匿名 2018年8月14日 15:31 | 返信

    中国って言っても広いからなぁ
    地域によってもいろいろなんじゃないかなぁ
    日本の少年向け作品に共感してくれてる人もたくさんいそうだし
    中国製メディア作品は、中国中央の気質で作られてるってだけなのでは?

    2:匿名 2018年1月3日 21:47 | 返信

    せめて作品ぐらいちゃんと読め
    フリーザを生かしたのは一種の意趣返しだろ
    根っからの悪人で傲慢不遜な相手は殺すより哀れみをかけられ生かされた方が親友を殺された復讐になるからそうしたんだ
    あと、武士の情けの意味も間違ってる
    中国人でも日本で物書いて飯食ってるなら言葉の意味ぐらい勉強しろカス

    1:匿名 2016年5月18日 14:52 | 返信

    猿蟹合戦(原文?)って知ってますか?
    やられたら数倍返し。
    カチカチ山の狸(原文?)知ってますか?
    ねっとりと何度も仕返ししますので。
    今は平和思考ですが、いつ変わるかは分かりませんよ。
    以上です。

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