【閲覧注意】へその緒と胎盤を切らずに放置すると? 「ロータスバース」出産法が海外でブーム

 自宅出産や水中出産など、出産の方法は人それぞれだが、諸外国では「ロータスバース」と呼ばれる出産法が人気を博している。これは、産まれてきた赤ちゃんのへその緒を切らず、一緒に出てきた胎盤と繋がったままにして、自然に取れるのを待つというもの。2016年5月13日、英紙「Daily Mail」が、ロータスバースで産まれた赤ちゃんの様子を報じている。


■赤ちゃんとつながった大きな胎盤

【閲覧注意】へその緒と胎盤を切らずに放置すると? 「ロータスバース」出産法が海外でブームの画像2画像は、「Daily Mail」より

 1枚目の写真には、気持ちよさそうに眠る赤ちゃんと、その半分ほどの大きさまで肥大した胎盤が写っている。赤ちゃんに異常は見られないが、そのおへそにはしっかりとへその緒が繋がった状態だ。

■胎盤の上に撒かれているものは……

【閲覧注意】へその緒と胎盤を切らずに放置すると? 「ロータスバース」出産法が海外でブームの画像3画像は、「Daily Mail」より

 2枚目の写真は、土気色に変色した胎盤のアップ。だが胎盤の上には、透明で四角い固形物と、花びらのような赤いものが撒かれている。一見した限りでは胎盤とは思えず、アマゾンに生息していそうな食虫植物に見えなくもない。

 今回ロータスバースに挑んだアレン・ヴェイルさんは、過去に妹のロータスバースにも立ち会っており、新生児に取りついた胎盤を目にしたときは驚愕したという。当時は、彼女もロータスバースについてよく知らなかったため「かなりショックだった」と振り返る。

 ロータスバースはハサミを用いないため、感染症を引き起こす心配がない。また、胎盤とへその緒に残った血液や栄養が残らず赤ちゃんに送られるというメリットがあり、諸外国で人気を博しつつある。そのような説明を受ける中で、アレンさんは自分の子どもが生まれる時も同じ方法で出産したいと願うようになったという。

 かくして、アレンさんはロータスバースを実践。匂いがきつくならないように胎盤に岩塩とバラの花びらを振りかけ、汚れないよう冷却袋に保存するなど、あらゆる試みが行われた。しかし、それでも大変なことはあったようで「赤ちゃんを動かすときはちょっと厄介だった」らしい。へその緒と胎盤は、通常2~10日ほど自然乾燥させると取れるものなので、この間に赤ちゃんを動かす際は、へその緒を切らないよう全神経を集中する必要がある。たしかに、その苦労は尋常ではないだろう。

 だがアレンさんは、ロータスバースにはたくさんのメリットがあったと語っている。そのひとつが、赤ちゃんがそれほど泣かなかったことだ。胎盤と繋がっていることの安心感から起こるものかは不明だが、アレンさんは「最善な出産方法だと思った」という。現在アレンさんは、第2子のために胎盤のカプセル化を検討している。これは、錠剤にした胎盤を食べること。それにより、母乳の出が良くなったり、妊娠合併症や産後鬱になりにくく、第2子を妊娠する身体を整えることができるのだとか。

 日本にはまだまだ馴染みのないロータスバース。メリットがたくさんあるようなので、これから日本でも普及していくかもしれない。
(文=北原大悟)


参考:「Daily Mail」、ほか

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