DV、家出、リスカ… JKカフェで働く女子高生3人が語った本音とは?

■Kさん(18)の場合

 MさんをこのJKカフェに誘ったのはKさん(18)だ。高校1年の夏から働いている。

「お客さんと会話するだけって言われたんです。私、しゃべるの好きなんで」

 自営業の父親は、祖父が創設した会社の社長だ。母親はその会社の事務で働く。家族仲は良い。お小遣いは月1.5万円。バイト代とあわせると月10万円ほどの収入だ。お小遣いの分は貯金に回し、残りは自分のために使っている。

「何に使う? それは交際費。友達とご飯に行ったり、好きなダーツをしたり。ディズニーランドにもよく行くし、旅行にも使います。沖縄とかかな。あとは服を買ったり」

 JKビジネスで働いていることをどう思っているのだろうか。

「JKってすごい。ブランドだよね。でも、危ないって言われているけど、そんな目にあったことはないです。LINEの連絡先は交換するけど、1回目から教えた人はいないし。何度も来て、常連になってから。あ、でも、今はもう誰にも教えていないかな、卒業しちゃうし。

 一度、“どこか行かない?”っていうLINEは来たかな。無視したけど。いまやりとりをしているのは2人だけ。親にも店のことは言ってあるので、何かあったら話します」


 JKカフェで働いていた女の子たちは、特に変わっているという印象を受けない。敢えて家族関係に何らかの特異性を見出すならば、経済的には安定していても、家族を居場所と思えなかったというのが共通しているのだろう。

 今回取材に応じてくれた3人は、この3月に卒業した。その後どうしているかはわからない。「JKを卒業したら、キャバクラもいいよね」と口を揃えていたが、キャバクラで働くことにしたのだろうか。今回の3人のような現役女子高生は、ほかにもいるはずだ。彼女たちは、どこに向かおうとしているのだろう。

(文=渋井哲也/これまでの記事はコチラ

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