AVをよく見る人ほど信仰心に篤いことが判明! 罪悪感が関連か?

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 お互いにわかりあえない関係というものがある。ポルノと宗教は、そういう関係だと思っていた。しかし、最新のアメリカでの調査研究によると、どうやらポルノと宗教は、思いのほか奇妙な関係にあるらしい。


■ポルノを週に1回以上見る人は宗教活動に熱心

AVをよく見る人ほど信仰心に篤いことが判明! 罪悪感が関連か?の画像1画像は「Wikimedia Commons」より

 イギリスの「Daily Mail」紙のレポートによれば、アメリカでの調査において、ポルノを週に1回以上見る人は、ポルノを見ない人と比較した場合、宗教的であり、祈りの回数も多く、宗教に疑念をもつことが少ないという結果になったとのことである。現時点でその理由を特定することは非常に難しいが、おそらく各個人の罪悪感との関連があるのではないかとされている。

 多くの宗教団体は、信者にポルノの鑑賞を容認しているわけではなく、逆にポルノの鑑賞は信仰を失うきっかけになるのではないかと考えているのだが、実際の調査においては、ポルノをよく見る人ほど、その罪悪感と羞恥心のために、より宗教的、精神的活動に熱心になるという逆の結果があらわれている。また、ポルノを見ることによって、自分が所属している宗教団体からの疎外感が生まれ、それを埋め合わせるためにこうした行動になるとも考えられている。

 この発表は、米オクラホマ大学の心理学および宗教学のサミュエル・ペリー助教授によるもので、ペリー助教授はアメリカでの宗教に関する調査団体であるARDA(アメリカ宗教データアーカイブ)が、2006年から2012年の間に実施したPALS(アメリカの生活研究の類型)と呼ばれる1300名を超える被検者団体による調査の解析研究の結果に基づいているものとしている。

 39%の成人のアメリカ人は、過去12カ月の間になんらかのポルノを鑑賞し、女性に比べて男性は約3倍の割合で激しいポルノ(いわゆるハードコア)を見ているとのこと。しかし、ポルノを見た女性の方が、男性に比べてより宗教的になるという結果も出ている。月に2回から3回程度ポルノを鑑賞する人物が、調査の中では最も宗教的な関心度が低く、それ以上の割合で見ている人物の方が宗教的関心が高くなり、宗教に対する疑念が低くなるとのこと。


■ポルノを見ることで自責の念が生まれる

 ペリー助教授の仮説によれば、「ポルノはそれを鑑賞する人に自責の念を生み、自分自身が信仰から離れていく感覚をあたえている。それを修復するために、より宗教的な行動になったり、信仰を深めていったりする。また、人によってはポルノを鑑賞すること自体を神から許されようとしている場合もあるのではないだろうか」とのことである。

 欧米諸国に比較すると、日本では宗教への関心度が著しく低いとも言われ、また宗教に対しての警戒心も非常に高い。アメリカにおいての宗教は、日常生活に密接で、日本に生まれ育った私たちは、宗教とポルノの関係を実感として捉えることは難しいと思われる。

 しかし、確かにポルノを見る時のちょっとした罪悪感や、アダルト関連のショップや、DVDコーナーに入る時の照れや恥ずかしさはわかる。その感覚の延長線上に宗教があるのではないかという仮説なのかもしれない。
(文=高夏五道)


参考:「Daily Mail」、ほか

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