火星に「並木通り」が存在していた!? NASAの探査機が激写、理学博士もコメント!!

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 5月17日、NASAが撮影した火星表面の画像に、植物が群生している森か林のような影が見つかったと、米ブログメディア「UFO Sightings Daily」が報告し、話題になっている。

 問題の画像はNASAの多目的探査機マーズ・リコネッサンス・オービターが2008年4月に撮影したものだ。画像は高解像度カメラHiRISEによって撮影されたもので、現在もインターネット上で広く公開されている。

 「UFO Sightings Daily」によると、植物のようなものが見つかったのは、火星の北半球の高緯度地帯にある砂丘が広がっている領域だ。拡大画像を見ると、細長くて黒い影が横にいくつも連なった、一見すると並木を真上から見たようなものが複数見て取れる。火星の赤い地表の所々に立ち並ぶ木立は、さながら砂漠のオアシスのようでもあり、並木通りが点在しているようにも思える。

kaseinamiki.jpg画像は、「UFO Sightings Daily」より。火星に並木とはっ! かの並木氏のはからいか!?

 インターネット上では、この影の正体について「サボテンに似ている」「巨大キノコ」「竹林か?」など、様々な議論が交わされている。

 これについて、生物学に詳しく、オカルト好きだとしてトカナに協力してくれている理学博士X氏はこう語る。

kaseinamiki02.jpg画像は、「UFO Sightings Daily」より。火星に並木とはっ! かの並木氏のはからいか!?

火星にかつて水が存在していたことは確実で、つい最近も30億年以上前の巨大津波の痕跡が見つかりニュースになっています。液体の水が今も存在している可能性も指摘されていますから、生きた植物や微生物が存在する可能性も一概に否定できません。また、火星の土壌を模した植物栽培実験で良い結果が得られているという報告もあるので、いずれ映画『オデッセイ』のように、火星での植物栽培が可能になる日が来るかもしれません

 では画像に写っているのはどのような植物なのだろうか? 前述のX氏に尋ねたところ、返ってきたのは意外な返答だった。

今回の画像は草木の影というより、2015年NASAが発表した、液体の水が流れた結果として繰り返し現れては消えるという筋模様に似ていると思います」(同)

 この指摘はあながち的外れなものではない。HiRISEの公式サイトの解説によると、この黒い筋はこの地域に存在する固体の二酸化炭素(ドライアイス)による現象で、冬はドライアイスの層が砂丘を覆っているが、春になると太陽の熱で溶けて黒い筋ができるともある。

 果たしてこの影は、火星に自生する植物なのだろうか? それとも別の驚くべき自然現象による地形の変化を映しているのだろうか? いずれにしろ、火星への興味は尽きない。
(文=吉井いつき)

参考メディア「UFO Sightings Daily

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