【閲覧注意】石化する少年 ― 手足動かず会話困難、治療もできない状況に変化の兆し=ネパール

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【閲覧注意】石化する少年 ― 手足動かず会話困難、治療もできない状況に変化の兆し=ネパールの画像1画像は、「Mirror」より引用

 世界193カ国で唯一、四角形(もしくは正方形)ではない国旗を持つ国・ネパール。同国は5つの開発区域に分けることができ、その5つの下に14の県があり、さらにその下には75の郡が存在する。同国西北部、ダウラギリ県のバグルン郡バグルンに住む11歳の少年・ラメシュは、体が徐々に石化するという魚鱗癬(ぎょりんせん、皮膚病の一つ)に苦しんでいる。

 この奇病は、ラメシュが生まれてわずか数週間で発病したと父・ナンダは語る。皮膚が剥がれ続け、現在11歳になったラメシュは歩くどころか、手足を動かすことや話すことさえ困難になってしまった。母のナールは、ラメシュをトイレに連れて行ったり、ご飯を食べさせたりと一日中つきっきりだという。

【閲覧注意】石化する少年 ― 手足動かず会話困難、治療もできない状況に変化の兆し=ネパールの画像2画像は、「Mirror」より

 現在、魚鱗癬を完治させる治療法は見つかっていない。毎日のスキンケアや薬により症状を緩和することはできるが、父・ナンダの月給は7,000ルピー(およそ7,000円)と、医療費を捻出できる経済的余裕はまったくない。

【閲覧注意】石化する少年 ― 手足動かず会話困難、治療もできない状況に変化の兆し=ネパールの画像3画像は、「Mirror」より

 しかしラメシュの治療を諦めきれず、インターネット上で寄付を募っていたところ奇跡が起こる。

 ラメシュが懸命に歩く姿をビデオで見た英国の歌手、ジョス・ストーンが支援を申し出たのだ。ジョスはネパールの首都・カトマンズでラメシュ支援のためのコンサートを開き、売り上げ1,375ポンド(およそ21万円)を治療費として寄付。また、チョコなどをプレゼントしてラメシュと1日を過ごした。

【閲覧注意】石化する少年 ― 手足動かず会話困難、治療もできない状況に変化の兆し=ネパールの画像4画像は、「Mirror」より

 ジョスの支援のおかげで、現在ラメシュはカトマンズメディカルセンターで治療を受けている。治療を担当しているサビーナ・バッタライ医師によると、「彼が入院した当初は本当に酷い状態だった。鱗屑(りんせつ、角質の細胞が皮膚にはがれかかった状態で付着しているもの)を切除するのにとても苦労した」とのことだ。今後は、感染症を防ぐために2週間ほど抗生物質が投与され、死んだ皮膚を除去するために薬や保湿剤が処方されるという。

【閲覧注意】石化する少年 ― 手足動かず会話困難、治療もできない状況に変化の兆し=ネパールの画像5画像は、「Mirror」より

 インターネットで世界中の情報を知ることができるようになった現在、ラメシュを救ってくれたジョスのように、支援の輪が広がることで、難病に苦しむ患者が1人でも多く救われることを願いたい。
(文=山下史郎)


参考:「Mirror」、ほか

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