【閲覧注意】全身の肉が腐り、ボロボロ剥げ落ち… 抗うつ剤の副作用が目も当てられないヤバさ
私たちは、ちょっとした風邪や頭痛ですぐに薬を飲む。しかし、それらの薬が命を脅かす重大な副作用を引き起こすこともあるらしい。ムフォ・ボディアさん(36歳)は、薬の副作用で顔や身体中の皮膚が剥げ落ちてしまったというのだ。
■悲劇のはじまり
ボディアさんは親しい友人が突然死去した後、精神的に落ち込み、医者から抗うつ剤を処方された。しかし薬を飲みはじめて数週間後、彼女の顔と身体に酷いじんましんができた。医者は水疱瘡と診断したが、発疹は見る見るうちに悪化。身体中を覆い尽くし、彼女は集中治療室へと運び込まれた。そこで下された診断が、「スティーブンス・ジョンソン症候群(皮膚粘膜眼症候群)」だった。

■スティーブンス・ジョンソン症候群とは?
スティーブンス・ジョンソン症候群の発生頻度は人口100万人当たり年間1~6人、死亡率は3~10%と報告されている。この病気は何らかの薬を飲んだ後に発熱、咽頭痛が起きるもので、初期症状は風邪に似ている。その後、全身に湿疹ができ、全身がやけどのようになる。また、皮膚や粘膜だけではなく目にも症状が現れ、重症になると失明や死亡することもある。

その多くは医薬品が原因と考えられているが、一部のウイルスやマイコプラズマ感染にともない発症することもあり、未だに解明されていない。原因と考えられる医薬品は、抗生物質、解熱消炎鎮痛薬、抗てんかん薬、痛風治療薬、サルファ剤、消化性潰瘍薬、催眠鎮静薬・抗不安薬、精神神経用薬、緑内障治療薬、筋弛緩薬、高血圧治療薬など広範囲にわたり、1100種類以上あるといわれる。

ボディアさんは、入院した病院の隔離病棟で抗生物質の点滴を受け、生死の境を数週間さまよった。一時期、彼女はかなり危険な状態となり集中治療室に移され、医者は家族に死を覚悟するようにと宣告したほどであった。その時、ボディアさんのベッドの周りには9歳になる2人の双子を含む家族と、カトリックの司祭が集まり祈りを捧げた。後に彼女は、ぼんやりだが自分の母がすすり泣いていたことを憶えていると語っている。さらに自分の人生が、映像のように目の前に現れたという。しかし朦朧とした意識のなかで、彼女は自分が死ぬかもしれないと悟り、闘うことを決意して神に祈った。そして驚くべき事に、その後の彼女は劇的な回復を見せた。
■薬を飲んで副作用が出たら、すぐに医師の診断を
危篤から蘇ったボディアさんだが、回復への道のりは容易なものではなかった。身体のあちこちの肉がぼろぼろと剥げ落ちるのを見るのは、ショッキングだったと振り返る。彼女の全身の皮膚はすっかり剥がれ、爪も抜け落ち、足で立つこともできなかった。しかし、入院から2カ月後、ついに彼女は退院した。
そして3年が過ぎた現在、彼女はほぼ健康を取り戻し、新しいパートナーとも出会った。ボディアさんは、「今は精神的にも落ち着いて幸せです。この病気によって、私はより良い人間になったと思います」と語る。
ごく一般的な風邪薬や鎮痛剤で、このような激しい症状が起こるとは何とも恐ろしい。今のところ有効な予防法はなく、薬を飲んで発疹や高熱、皮膚のただれが出たら、すぐに医師の診断を仰ぐしかないということだ。風邪と誤診されることも多いそうなので、まずは念のために「スティーブンス・ジョンソン症候群」を疑ってみることが、あなたの命を守ることにつながるだろう。
(文=三橋ココ)
参考:「Daily Mail」、ほか
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