【閲覧注意】「脳を切るのはメロンをカットするよう」英国最大の脳バンクで働く理学教授

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【閲覧注意】「脳を切るのはメロンをカットするよう」英国最大の脳バンクで働く理学教授の画像1画像は、「Daily Mail」より

 脳は意識や神経活動の中枢であり、言わずもがな生きていく上で絶対に欠かせない器官である。人間の脳は大きく分けて大脳、小脳、間脳、脳幹から成り立ち、平均1,400グラムほどしかないが、私たちの生命活動を支えてくれている。

 近年、脳の研究が進み、パーキンソン病などの神経疾患やアルツハイマー病などの進行性神経疾患も遺伝することがわかり、原因となる遺伝子の研究が行われている。そういった脳の病気を研究するために欠かせないのが“脳バンク”だ。今月15日、英紙「Daily Mail」に英国最大の脳バンクに迫ったニュース記事が掲載された。


■イギリス最大の脳バンク

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 紹介された脳バンクは公立研究大学の“インペリアル・カレッジ・ロンドン”にあり、パーキンソン病協会と多発性硬化症協会の出資によって設立された。その目的はもちろん脳疾患の研究のため。約1,650の脳の標本がある脳バンクだが、これはすべて生前に脳を提供するとサインした人達のものだ。

 脳バンクに送られてくる脳は、ドナーの死から48時間以内の新鮮なものだけ。そうでなければ意味がないのだとインペリアル・カレッジ・ロンドンの理学教授スティーブ・ジェントルマンは言う。

■脳はメロンのような切りごたえ

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 送られてきた脳は大きな塊状に切られるかスライスされ、半分は脳バンクに保管され、もう半分は他の研究施設などに送られる。スティーブは脳を切る時の感覚について「フルーツのように堅い。メロンをカットしている時のようだ」と話す。

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 毎日脳を観察するスティーブは、患者のカルテと脳を見比べて、脳の生理的変化について詳細なレポートを書いている。「他の人は生化学や遺伝学を研究しているが、私は脳内の物理的変化を見て脳の状態を知ることができる」という。実際、脳脊髄液中に特定のたんぱく質があると、変性脳疾患を引き起こすと研究で証明した。

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 脳科学者は病気がどのように起こるかというプロセスを考え、薬などを開発し治療方法を導き出す。そのためには脳が必要なため、スティーブはドナーとしての脳の提供に協力を訴えている。現代医療では完治することのない疾患も、脳科学者の研究により有効な治療方法が見つかる日が来るだろう。あなたの脳も、その助けになるかもしれない。
(文=北原大悟)


参考:「Daily Mail」、ほか

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