【警告】日本人を一億総“瞬殺”する「破局噴火」が近づいているのに役人は無視! 一番ヤバいのは“あの山”だ!

いつ来ても不思議ではない“破滅の日”

 さて、問題の破局噴火だが、日本列島では過去12万年の間に18回ほど発生しており、これは約6500~1万年に1回程度の周期で起きていることになる。そして過去7300年間、この破局噴火は日本で発生していないため、現在はいつ起きても不思議ではない期間に該当するのだ。

 2014年、前述の巽好幸教授らは、現在の日本におけるカルデラ噴火の発生率について「100年以内に1%」とし、最悪の場合は約1億2000万人が死亡すると試算した。つまり、この「最悪の場合」とは実質的に「日本の終わり」と同義ということになる。

 過去の記事でも紹介したが、2015年に英国・マンチェスター大学のアルバート・ザイルストラ教授(天体物理学)が火山愛好家たちの協力を得て「世界で最も危険な火山10」を選定した際、第4位に選ばれたのが日本の阿蘇山だった。阿蘇山の直下にはマグマ溜まりが存在するが、最新の研究でも、それがどれくらい巨大なものかは判明していない。もしも巨大なマグマ溜まりがあるとすれば、“破局”を迎える前提条件が整っていることになる。

 4月16日と5月1日に小規模な噴火を起こした阿蘇山だが、『週刊プレイボーイ』の現地取材によると、5月4日時点で、阿蘇山の火口に溜まっていたエメラルドグリーンの水がすべて消えていたというのだ。これが大噴火の前触れである可能性も、否定することはできないのではないか?

■誰も本気で対策していない!

 実に恐ろしい「カルデラ噴火」だが、現在日本のマスコミでは、その可能性についてあまりにも論じられていないように思われる。「あるわけがない」「あってもずっと先のこと」と油断しているのだろう。そのため、もちろんカルデラ噴火対策のための国家予算なども投じられていないのだ。

 実際、群馬大学教授の早川由紀夫氏は、『月刊地球』(2003年11月号)の「現代都市を脅かすカルデラ破局噴火のリスク評価」で、「日本社会は、カルデラ破局噴火を経験した記憶をもっていない。そのような『未経験の』災害を防ぐ目的で大規模予算を振り向ける決断をするのは、たいへんむずかしいことだろう」と書いている。

 しかし、実際はもっと緊迫した姿勢で臨まなければならない事態かもしれないのだ。東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏は、『NHK そなえる防災』の「カルデラ噴火! 生き延びるすべはあるか?」で、「カルデラ噴火はもはや、いつ起こっても不思議がない現象なのです」と警告している。気象庁の火山噴火予知連絡会会長を歴任した重責ある地球科学者の言葉として重く受け止めなければならない。

 ところが、前述の巽好幸教授が、これまで幾度となく霞が関のお役人にカルデラ噴火の危険性を訴えて対策を要望しても、答えは判を押したように同じものだったという。「関連予算に限度がある以上、低頻度で100年以内に起こる確率が低い災害に税金を投入する訳には参りません」(東洋経済オンライン、同上)といったものだった。しかし、1995年の阪神・淡路大震災では、30年間の発生確率が0.02~8%という低い数値で見積もられていたにもかかわらず、現実になったということを忘れてはならない。

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