【警告】日本人を一億総“瞬殺”する「破局噴火」が近づいているのに役人は無視! 一番ヤバいのは“あの山”だ!

caldera_3.jpgイメージ画像:「Thinkstock」より

■原発があることも忘れてはならない

 このように、最近ようやくカルデラ噴火の恐ろしさが語られ始めたわけだが、いざその時を迎えると、過去の事例からは想像すらできなかったような悲惨な事態につながる可能性がある。そう、現代の日本には「原発」があるのだ。

 実は、日本列島で過去に発生した噴火マグニチュード7以上の巨大カルデラ噴火をみると7つの火山で起きていることがわかるが、そのうち4つが九州にある火山だった。なかでも、現在唯一稼働中の川内原発にもっとも近く、鹿児島湾と桜島を囲む「姶良(あいら)カルデラ」では2万9千年前に巨大カルデラ噴火が起きている。鹿児島大学の井村隆介教授(火山学)は、姶良カルデラが破局噴火を起こした場合、「数百度の熱を帯びた火砕流が川内原発敷地内まで到達する可能性があります。そうなれば、原発自体が破壊されるのはもちろんのこと、原発作業員も全員火砕流でやられてしまいます。火砕流と放射能で、外部から救助にも原発の収束作業にも入れないという恐ろしい事態になってしまうのです」(ハーバー・ビジネス・オンライン、2015年8月17日)と警告する。

 しかも、噴火に伴う原発事故の場合、火山灰に放射性物質が付帯して、風に乗って全国に降り注ぐことになるという。たとえ原発がなくても、カルデラ噴火が起きれば火砕流と降灰だけで日本中が“死の地”となるというのに、そこに原発被害が加われば、もはやこの国は永遠に再生することもできなくなるだろう。そして、死を免れた日本人も、難民として海外への移住を強いられることになる。筆者の場合、たまたま妻がタイ人であるため、妻の実家があるバンコク郊外へ移住するのは困難ではない。だが、多くの日本人にとっては、まずどの国へ移住するかを決めることだけでも大変なことだろう。


 地震国といわれる日本は、震災に対する備えには本気で取り組んでいる。しかし、これまで見てきたように、ひとたびカルデラ噴火が起きれば、日本という国自体が終わりを迎えるという意味で、火山はもっとも恐ろしい存在といえるだろう。人々がカルデラ噴火への対策を怠っている今、これが現実に起きた際には「日本と心中する」つもりで生きていくしかないのだろうか。


百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose

※百瀬氏が執筆したコンビニムック『2016予言 驚異のシナリオ』(ダイアプレス)、大好評発売中!

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