海外でも話題の「広島原爆被爆者の生々しい映像」 ― オバマのスピーチを上回る映像の説得力

関連キーワード:

,

,

,

,

,

※衝撃的な画像を掲載しています。苦手な方はTOPにお戻りください。

 2016年5月27日、伊勢志摩サミットのために来日したオバマ大統領が、現職のアメリカ大統領として初めて被爆地である広島へと赴き、原爆死没者慰霊碑に献花するとともに、第二次世界大戦の犠牲者に対する追悼スピーチを行った。この一連の出来事に、世界中が改めて戦争の意味や原爆被害の悲惨さについて考えさせられた。

 そんなオバマ大統領による広島訪問の翌28日、動画共有サイト「LiveLeak」に、原爆投下による犠牲者の姿を捉えた1945年当時の映像がアップされた。これに対し世間からは「オバマのスピーチに胸が熱くなる部分もあったが、この映像の説得力は凄まじいな」「これは世界中に拡散したほうがいい映像」「生々しい犠牲者の姿はずっと残していくべき」と、映像の重要さを訴える声が多く上がっている。


■皮膚が溶けてケロイド状になった原爆被害者

海外でも話題の「広島原爆被爆者の生々しい映像」 ― オバマのスピーチを上回る映像の説得力の画像2画像は、「LiveLeak」より

 まず映像は、廃墟かと見まごうほどボロボロの病院の一室に立つ、赤ん坊を抱えた日本人女性の姿を捉えている。上半身裸になった女性の体は、肌色とピンクのまだら模様だ。熱によって皮膚が溶けてしまったのだろう、ケロイド状の皮膚がところどころ盛り上がっている。女性に背負われた赤ん坊の足も色が変色し、小さな指は上に反り返ってしまっている。

■おかしな方向に曲がり、うまく動かない指

海外でも話題の「広島原爆被爆者の生々しい映像」 ― オバマのスピーチを上回る映像の説得力の画像3画像は、「LiveLeak」より

 次々と火傷に苦しむ負傷者が映し出される。ベッドに座り医師の診察を受けている男性の背中は、全面に酷い火傷を負い、まるで石膏を塗ったように白っぽく、背中の6割ほどが薄いピンク色で引きつっている。医師が男性の腕に巻きつけられた包帯をほどいていくのだが、その手の指はおかしな方向に向いており、男性が指を曲げようとしても微かに動くのみ。


■動画の悲惨さや重要性を訴える声

海外でも話題の「広島原爆被爆者の生々しい映像」 ― オバマのスピーチを上回る映像の説得力の画像4画像は、「LiveLeak」より

 これらの悲惨な姿を捉えた動画には「小さな子どもまで犠牲になっているのが辛い」「壮絶すぎる……体中に火傷を負って苦しんだんだろうな」と同情する声はもちろん、「オバマ大統領のスピーチと一緒にこの映像を流してもよかったんじゃ?」「どんな言葉を並べるよりも、この動画は戦争の残酷さを訴える力があると思った」「小学校の教材にするべき」と、映像の持つ力を指摘する声が多く寄せられている。

 広島に投下された原爆による被害者は、現在でも正確な数がつかめていないが、1945年8月6日から12月までに、約14万人が死亡したと推測されている。投下された日には、爆心地から1.2キロメートル内で、ほぼ50パーセントに当たる人々が死亡したという。映像に写る人々は軽傷のうちに入るのかもしれないが、被爆している可能性は十分あり、非常に痛ましいことである。多くの反響にもあったように、この生々しい映像が少しでも戦争抑止の力になることを願いたい。
(文=北原大悟)


参考:「LiveLeak」、ほか

海外でも話題の「広島原爆被爆者の生々しい映像」 ― オバマのスピーチを上回る映像の説得力のページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで

18歳未満閲覧禁止

ここから先のコンテンツには、過激でグロテスクな表現と画像が含まれます。そういったものが苦手な方は、強い精神的不快感を覚える可能性があるため閲覧はお控えください。また、18歳未満の方の閲覧を禁止いたします。閲覧される方は必ず各自の責任を持ってご覧下さい。

閲覧しますか?