【閲覧注意】“異性”の結合双生児、誕生の衝撃 ― ほぼ全ての臓器を共有しているにもかかわらず…=インド

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【閲覧注意】異性の結合双生児、誕生の衝撃 ― ほぼ全ての臓器を共有しているにもかかわらず…=インドの画像1画像は、「Daily Mail」より

 体の一部が結合してしまった状態で誕生する結合双生児。日本で最も有名な結合双生児といえば、ベトナムで産まれた兄グエン・ベトと弟グエン・ドクの“ベトちゃんドクちゃん”だろう。

“ベトちゃんドクちゃん”が結合双生児となった要因は、ベトナム戦争時に米軍が散布した枯葉剤被害によるものと報じられていた。しかし、現在でも結合双生児は20万人に1組の確率で誕生すると言われている。そのほとんどは体の一部分が結合した状態で産まれ、“ベトちゃんドクちゃん”のように皮膚や内臓を共有する結合双生児は稀なケースとなる。


■異性の結合双生児が誕生

 2016年6月3日、英紙「Daily Mail」が、インド東部で異なる性別を持った結合双生児が産まれたと報じたことから、世界に激震を与えている。というのも、結合双生児は一つの卵子から成長するため同じ性別になるはずであり、実際、これまでに誕生したシャム双生児も同性であることが確認されている。

【閲覧注意】異性の結合双生児、誕生の衝撃 ― ほぼ全ての臓器を共有しているにもかかわらず…=インドの画像2画像は、「Daily Mail」より

 6月1日、インド東部のビハール州ブクサルという村で、24歳の女性シヴラジ・デヴィが彼らを出産した。腹部から下が完全に結合し、2組の手に1組の足という状態のシャム双生児。出産後、赤ん坊の状態は危機的状況に陥っていたことから、街の病院に搬送され、集中治療室で救急の処置を受けることになった。

 搬送先病院のラジクマール・グプタ博士によると、赤ん坊は腰の辺りから融合しており、臓器のほとんどを共有。唯一の性器は女の子であることを示しているという。1組しかない下半身にあるのが女性の性器であるならば、女の子同士の結合双生児だと考えるのが普通だが、博士によれば片方の赤ん坊の顔を見るかぎり、男の子の可能性が高いという。

【閲覧注意】異性の結合双生児、誕生の衝撃 ― ほぼ全ての臓器を共有しているにもかかわらず…=インドの画像3画像は、「Daily Mail」より

 その後、容態が安定すると医師は3時間の距離にある大きな病院に双子を搬送した。しかし双子にとって不幸なことに、夫婦に高額な医療費を払う経済的な余裕はなく、赤ん坊を自宅に連れ戻すことを余儀なくされている。

【閲覧注意】異性の結合双生児、誕生の衝撃 ― ほぼ全ての臓器を共有しているにもかかわらず…=インドの画像4画像は、「Daily Mail」より

 結合双生児は、生まれてくる確率だけでなく生存できる可能性も著しく低い。その生存確率は5~25パーセントとも言われている。“ベトちゃんドクちゃん”も、ベトが意識不明となったことから、2人とも死亡してしまう事態を避けるために17時間にも及ぶ分離手術を受けている。ドクはその後学校に通い結婚し、男女の双子を授かったが、ベトは脳障害を抱え、26歳で死去してしまった

 今回の異なる性の結合双生児、“赤ん坊の顔を見るかぎり男の子”という部分で信憑性に疑念を抱いてしまうが、よほど男らしい顔の赤ん坊だったのだろうか。本当に異なる性であれば、未だ解明し切れていない結合双生児のメカニズムを知るきっかけになり得るかもしれない。しかし今は、医療費の工面が付き、この世に生を受けた双子が少しでも健康に長生きできるように祈りたい。
(文=山下史郎)


参考:「Daily Mail」ほか

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