妊娠中に“あえて”喫煙するオーストラリアのJKたち「ちっさい赤ちゃん産みたいから、今日からタバコ吸うわ!」
またしても奇妙な流行が生まれている。オルタナティブ・ニュースサイトの「Oddity Central」(6月20日付)によると、オーストラリアでは、妊娠中のティーンエイジャーがタバコを吸いはじめたのだ――。
■広告文を“曲解”して妊娠後にあえて喫煙

タバコを吸いはじめた理由は「赤ちゃんが小さければ、産むとき痛くないから」というもの。どうやら、オーストラリアの若い妊婦たちは分娩時の痛みのほうが、妊娠中の喫煙で生じる胎児への悪影響より、ずっと心配ということらしい。妊婦の喫煙による高い死産率、小児喘息やアレルギーなど想定外なのだろう。
「アルコール手指消毒剤で酔っぱらう」とか「化粧用コットンボールを食べてダイエット」など、愚かで危険なトレンドが生まれては消えていった。しかし、今回はかなり深刻な結末が予想される。しかも、少女たちのバカげた発想の源というのが、タバコのパッケージに書かれている「妊娠中の喫煙は、胎児の低体重につながるおそれがあります」という広告からなのだ。つまり、喫煙の警告文を出産時の激痛を和らげるための秘策として、「なるほど、それじゃタバコ吸わなきゃ」と読み替えたというわけだ。
10代の妊娠と喫煙について研究しているオーストラリア国立大学の人類学者シモーネ・デニス准教授は「New Zealand Herald」紙に対し、次のように語っている。
「もちろん、タバコの外箱に書いてあるメッセージは、喫煙の害についての警告です。でも、10代の妊婦は、まだ未熟なんです。彼女たちが最も恐れること――それは自分が大きな赤ん坊を産んでしまい、手に余ることでしょう。大体、16か17歳の女の子ですから、彼女たちの頭にあるのは『オーマイガ! でっかい赤ちゃんだったらどうしよう。痛いのはまっぴらごめん!』なんです」(シモーネ・デニス准教授)
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