神の生まれ変わりか!? 「ガネーシャの妻」と名付けられた奇形の赤ん坊=インド

■医学的見解では

 医師によればこの女の子の顔にある突起は栄養失調、もしくはインドで増加している環境汚染によって引き起こされた遺伝子突然変異の結果だという。彼らの住むアリーガルの村は飲料水に含まれる有害物質の量、質共に非常に悪い汚染地域なのだ。

 ジーベン(Jeevan)病院のジャヤント・シャルマ医師は、赤ちゃんの生存の可能性について、こうタイムズ・オブ・インディア紙に語った。

「過去にこのような顔の男の子が生まれたことがありますが、残念ながら彼は死亡しました。もしこの女の赤ちゃんが生き延び、そして家族が望めば顔の矯正手術を行うことは可能と思います」(ジャヤント・シャルマ医師)

 最近、インドでは遺伝子突然変異による先天性奇形の新生児が多く生まれている。政府の汚染制御委員会が2年間にわたって行った調査の結果、検査対象の人々の65%の血液に遺伝子変異を発見した。また水道水に高濃度のヒ素と水銀が含まれていることもわかった。

 インドでは上下水道が整備されていない地域が多く、また水処理施設も著しく不足している。そのため、多くの人々が化学物質や生活汚水の混じった水を飲み、それらによって神経、遺伝子、生殖に関する健康問題が多く起きていると推測されるのだ。

ganeshasincarnation3.JPG画像は「YouTube」より

 去年は8本の手足を持つ新生児がインドの西ベンガル州で誕生し、その姿がヒンドゥー教の神ブラフマーに似ているということでやはり神の生まれ変わりとあがめられたという。しかし実際にはその余分な手足は、寄生双生児のものであった。環境汚染のコントロールがされない限り、今後もインドでは「神の生まれ変わり」と言われる新生児が続々と生まれてくるかもしれない。
(文=三橋ココ)

参考:「Wereblog」、「Daily Mail」、ほか

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