【都知事選】鳥越俊太郎のボロ負けで消滅が危惧される「国民的イベント」とは?

 小池百合子氏が、初の女性都知事となることが決まった東京都知事選。選挙戦を通して大きな話題を振りまいたのが、野党統一候補として出馬したジャーナリストの鳥越俊太郎氏だ。選挙期間中、14年前に起こした女子大生への淫行疑惑を「週刊文春」と「週刊新潮」に相次いで報じられ、両誌を刑事告訴することとなった。

「選挙期間中ということもあるが、ジャーナリストなのに自分の口で疑惑に対する説明を行わなかった時点で、その資質に疑問符が持たれた。ほかにも具体的な政策をまったく示せなかった点など、一部の熱狂的支持者をのぞいて、大きなマイナスポイントとなった。小池氏に負けたのはともかく、自民公認の増田寛也氏にまで負けたのは、正直、能力的な問題も大きい」(永田町関係者)

 なんとも踏んだり蹴ったりの鳥越氏だが、その失態によって、実はある日本の風物詩が有名無実化するのではないかと懸念されている。

「鳥越さんはここ数年、年末の『新語・流行語大賞』の審査員をしていて、昨年は委員長でした。ここ数年の流行語大賞は、ただでさえ誰にとっても馴染みがあるわけではない言葉の選出や、政治的に左寄りな傾向が見られ、その存在意義が問われていました」(出版業界関係者)

 昨年は「爆買い」「トリプルスリー」の大賞を除くトップ10に「アベ政治を許さない」「SEALDs」が含まれ、物議を醸した。2014年には「集団的自衛権」が「ダメよ~ダメダメ」とともに大賞に選出。2013年にも「特定機密保護法」や「ヘイトスピーチ」など、左派が注目したフレーズがランク入りした。

「毎回のように、主催者側は『政治的な思惑はない』と中立的立場であることを強調してきましたが、選考委員に名を連ねてきた鳥越氏が、野党統一候補として出馬した時点で、中立の言い訳は成り立たなくなる。まして、そこで惨敗を喫したわけですから、『これまでの流行語はなんだったんだ。まったく一般市民の視点に立っていないじゃないか』ということになります。今回の都知事選の敗北は、流行語大賞的にも大ピンチでしょう」(前出の関係者)

 今年の流行語は相当、思い切った選考委員や言葉をチョイスをしない限り、国民的イベントとしての地位すら失うことになりそうだ。

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