小学校をも訴えるディズ◯ーは、なぜ手塚◯虫を訴えなかったのか? 子どもの夢を打ち砕く“ドロドロの裏取引”があった可能性

小学校をも訴えるディズ◯ーは、なぜ手塚◯虫を訴えなかったのか? 子どもの夢を打ち砕くドロドロの裏取引があった可能性の画像1イメージ画像:「Thinkstock」より

■子どもの夢をいともたやすく打ち砕く…… ディズ◯ーの功罪

 アメリカには、ディズ○ーというとても厳しい会社がある。特に、キャラクターの著作権違反には容赦がない。滋賀県の小学校のプールの底に、児童たちが卒業記念として2カ月かけて描いた、“まるい耳をしたネズミのカップル”の絵を発見すると著作権侵害を申し出て、消させたというエピソードは有名だ。

 我が国がかつて著作権無法地帯だった1980年代、ディズ○ーランドを開業させて、同時に著作権の大切さを根づかせたという意味では、このディズ○ーの強硬さは日本経済にとても重要な貢献を果たしたと私は考えている。

 ただ、そのことで著作業界では「うっかり漫画やイラストにネズミを描こうものなら訴えられてしまうのではないか」という恐怖が蔓延しているのも事実である。ネズミどころか、偶然3つの大小さまざまな大きさの○が重なったデザインですら、佐野研二郎氏による旧東京五輪ロゴのように、訴えられてしまう危険性がある。

 なので、私も含めて創造的な仕事に携わっている職業人にとっては、このネズミ問題は「なるべく触らずに避けて通りた」話題なのである。しかし矛盾するようだが、今回はそのネズミについて不思議なエピソードがあるので紹介しておきたい。


■日本が誇る偉大な漫画家、手塚◯虫とディズ◯ーの因縁

 手塚○虫という偉大な漫画家がいる。いや、すでにこの世にはいないので「いた」と表記しておこう。彼のプロダクションについても、どれくらい怖い組織かわからないので、念のため伏字にしおく。この偉大な漫画家は全400巻の漫画全集を発売していて、古いものは1940年代の作品であるにもかかわらず、今なお色褪せない素晴らしい作品群だ。

 その中で、1949年に発表された『メト○ポリス』という“レジェンド級”の名作漫画がある。未来都市を舞台に、主人公の少年と敵組織が作ったアンドロイドの少年が不思議な友情を交えながら戦う冒険譚だ。

 物語の中で、悪の組織に潜入した探偵が、地下の秘密基地でネズミの怪物に襲われる有名なシーンがある。怪物の名前は「ミキマウス・ウォルトディズニーニ」といって、外見はどう見てもディズ○ーランドで見かける“あのネズミ”にそっくりである。そして物語の中では、外見は可愛いそのネズミが人間を襲う、完全な悪役になっている。

 そしてもっとも不思議なことなのだが、このネズミについて、ディズ○ーが手塚○虫を訴えたというニュースは一度も耳にしたことがないのだ。

 なぜ、ディズ○ーは小学校を訴えることはあっても、手塚○虫は訴えないのか? 長年疑問に思ってきたこの件に関して、著作権に詳しい筋からある情報を耳にした。それは次のような話だ。

小学校をも訴えるディズ◯ーは、なぜ手塚◯虫を訴えなかったのか? 子どもの夢を打ち砕く“ドロドロの裏取引”があった可能性のページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで

トカナ TOCANA公式チャンネル