奇習! 母の子宮に赤子を詰める戦慄の猟奇食
奇習! 死んだ女の子宮を取り出し、そこに赤子のミンチを詰める ― 母子の体を使った戦慄の猟奇食
【日本奇習紀行シリーズ】 東北地方・某県

イギリス・スコットランドの名物料理「ハギス」は、羊の内臓などをミンチ状にしたものに香辛料などを加え、それを羊の胃袋に詰めて蒸したり茹でたりするという一風変わった料理だ。そして「ハギス」と同様の“特殊な調理法”を彷彿とさせる「奇妙な料理」は、かつて日本の東北地方にある集落に存在していたという。
「いってしまえば、死んだ赤子をね、母親の子宮に入れて食べるという料理です」
その極めてグロテスクな料理について我々に教えてくれたのは、東北某県で郷土料理の研究をしているという主婦・青木清子さん(仮名・72)。彼女の話によると、このなんとも奇怪な料理は、江戸時代に起きた飢饉の影響で生まれたものなのだという。
「江戸時代、この地方は大きな飢饉に何度も見舞われましたが、そうした状況になると、まっさきに命を落とすのは赤ん坊。その次に亡くなる可能性が高いのが、出産したばかりの女性だったんです。そうした中でこの料理が生まれたと考えられるのですが、お年寄りたちから聞いた話をまとめてみると、どうやら単なる料理としての側面だけではなく、飢饉による被害を回避する、呪術的な意味合いも込められていたようです」
青木さんが語ったこの料理の、その「材料」となるのは、飢饉で亡くなった赤ん坊とその母親の肉体だ。地元で口伝的に伝えられている話によれば、そのレシピは実に奇怪なもの。まず、死亡した母親の下腹部を解剖してその子宮を取り出し、それを一度塩水で洗い清めて天日で干した後に、地元の氏神の祭壇に祀る。一方、嬰児の遺体は鉈のようなもので叩き潰し、そこに野草を切り刻んだものを混ぜて、ちょうどハンバーグの種のようにする。そして、“それ”を祭壇から下ろしてぬるま湯で戻した子宮へと詰める。詰め物をされて膨れ上がった子宮は、その後、祭壇の前で釜茹でにされ、茹で上がった頃合を見て、村人たちに振舞われる…。ざっくりとその話を聞いただけで、まさに身の毛もよだつような代物である。
「そうやって振舞われた料理を口にすると、大人も子供も、飢饉に負けずに生き延びられると信じられていたようです。それに、そうした料理を1年に3度振舞うことができると、それ以降はしばらくの間、その地域で飢饉が起きなかったとか。もちろん、迷信でしかないのでしょうけどね」
なお、青木さんの話によると、さすがに現代ではこの手の料理を大っぴらに振舞うことはないというが、それでも、当時を偲んでなのか、豚や猪の肉を使って、同じような料理を振舞う人々もいるのだという。世の中にはおかしなものばかりを口にしたがる物好きな人も少なくないが、そうした人にとってもこの料理、そうおいそれとは口にできない代物であることは間違いない。
(取材・文=戸叶和男)
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