奇習! 腐りきるまで死者と交わる人々 ― ダムの底に沈んだ村に実在した死姦の風習

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【日本奇習紀行シリーズ】 近畿地方・某地域

0816shikan_01.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 世の中には実にさまざまな性的嗜好を持った人々が存在する。そうした中には、死んだ異性と性行為を行う“死姦“を好む者もいる。この性的嗜好は比較的、タブーとされているが、かつてこの日本列島の片隅には、そうした死姦行為を、ごくごく当たり前のこととして受け入れ、行っていた地域がある。


「世間一般には到底受け入れられる話ではないんでしょうけども、私の育ったあの界隈では、それが当たり前のこととして定着していましたね。ええ、死んだ故人と交わり続けるんです」


 かつて、中部地方のとある地域の寒村で行われていた“死姦”に関する習慣について、今回、貴重な証言をしてくれたのは、同村で生まれ育ち、後年、ダムの底に村が没するまでそこで暮らしていた元教師・横溝清十郎さん(仮名・84)。彼の話によると同村とその周辺では、死人が出るたびに一定期間、その死体を保管した後に、死姦するという習慣が行われていたという。


「あのあたりではね、昔は養蚕をやっていた小屋だとか、家によっては味噌や醤油なんかもこさえていたんで、だいたいどの家にも土蔵だの、小屋だのっていうのはあったものなんです。要はですね、そういう場所で遺体を保管して、交わると。そういう習慣ですね」


 その身体的な特徴ゆえのことなのか、多くの場合、死姦の対象となるのは女性で、そのパートナーである男性は彼女の死後、まずその遺体を土蔵などの冷暗所に安置するという。だが、その際には、特にこれといった保存のための手は加えられず、通常の遺体と同様に、湯で洗い、それを丹念にふき取って、死化粧を施す程度だったそうだ。


「ええ、昔からあるという習慣の類ですからね、科学的な手法で遺体を保管するとか、そういうのは特になかったように思います。普通に清めて、死化粧をして…っていう、そういうのだけですよ。あ、そういえば、そういう行為がね、始まったら、小屋なり土蔵なりの前に故人が生前に身に着けていた衣服を掲げることが決められていましたね。襦袢や肌着のようなものもあれば、普通の洋服みたいなものもあります。私の見た限りでは、嫁入りの時に着ていた内掛けなんかを掲げていたこともありましたね」

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