SMAPとビートルズの共通点! 若手男性グループを売り出したマネージャーと解散させたオンナ

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SMAPとビートルズの共通点! 若手男性グループを売り出したマネージャーと解散させたオンナの画像1※画像:SMAP

 8月13日の深夜、国民的アイドルグループSMAPが解散を発表し、翌日の朝刊スポーツ6紙では、横並びで1面に報じていた。

 このニュースは日本中に衝撃が走った。そんななか、8月17日の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)でライムスターの宇多丸は「文春の記事によればさ、木村くんが結局事務所に戻るって判断したのも静香とメリーさんの関係って…」と切り出し、「たとえがデカすぎるけどオノ・ヨーコか!?」というツッコミを入れていた。

 言われてみると、工藤静香とSMAP、ビートルズとオノ・ヨーコ。その関係性は非常によく似ている。ネット上でもSMAPの解散とビートルズの解散は共通点が多いという声が数多くあがっている。

 木村拓哉と工藤静香が結婚したことによって、メンバーの関係性にぎこちない空気が生じ始めた点もそうだ。木村は仕事より家族を優先し、メンバーとの距離も離れていく。

 ポール・マッカートニーは、米ローリングストーン誌のインタビューで、オノ・ヨーコについて以下のように語っている。

「僕たちはちょっとした脅威を感じた。レコーディングの間、彼女はアンプの上に座っていたからね。僕たちは性差別者じゃないけど、女の子たちがスタジオに来ることはなかった。だけど、ヨーコはコントロール室なんかじゃなく、僕たち4人の真ん中にいたんだからね」

 オノがビートルズに関わったことで、なんらかの心理的負荷が加わったことは間違いないだろう。

 今年1月から始まった一連のSMAP報道の中で、幾度となく名前が浮上したのが飯島三智元チーフマネージャーである。1月に分裂・独立騒動が明るみになった後、結局、ジャニーズ事務所から去っていったのは飯島氏のみである。

 SMAPがCDデビューした90年代前半、光GENJIの解散もあって、男性アイドルの需要は激減していた。今では考えられないが、SMAPがテレビ番組に出演できる機会は皆無だったらしい。そんな厳しい状況下のなか、SMAPをバラエティ番組やドラマに売り込み、成功に導いたのが飯島氏だった。ほかにもファッション誌への進出や、スガシカオや山崎まさよしといったアーティストとの楽曲作成など、縮小していた男性アイドル市場を飯島が切り開いた事例は数多い。

 ビートルズのマネージャーを務めたのはブライアン・エプスタインだった。ビートルズはデビュー前、リバプールの中心街・マシュー・ストリートにあるライブハウスで人気を博していたが、そのころの荒々しさをブライアンが封印。また、メンバーにスーツとネクタイを着用させ、マッシュルーム・カットの髪形を採用するなど、新たなイメージ戦略にも乗り出した。さらに、プロモーターとしてアメリカで4万人の大公演を成功させ、レコード・ジャケットをデザインしたりと当時としては斬新なプロデュースをしてみせた。

 しかし、クスリに溺れてしまったブライアンは1967年8月、ロンドンの自宅で死亡。その後、ビートルズはメンバー間の対立が激化し、1970年4月に解散することになってしまう。

 若手男性グループを売り出したマネージャーと解散させたオンナ。一見、この相似性は偶然のように見える。しかし、グループの外部の人間が、いつなにに魅了されたのか。どういう立場でどのように関わったのか。そして、どうなっていったのか。これらを多角的に考察してみると、SMAPとビートルズが似ているのは偶然ではなく、必然だったようにも思える。
(文=加藤宏和)

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