火星で「蛇」が発見される?NASA公式画像にクッキリ?
火星を這う「蛇」が発見される?NASA公式画像にクッキリ?理学博士がトカナに緊急コメント「ウナギの可能性も」
――科学分野だけではなく、オカルト・不思議分野にも造詣が深い理学博士X氏が、世の中の仰天最新生物ニュースに答えるシリーズ
今月末、火星探査機の捉えた画像に、蛇のような生物が写っていることが発見され、海外で話題になっている。英タブロイド「Daily Mirror」や「Daily Star」など複数の海外記事によれば、問題の物体はNASAの火星探査機・キュリオシティが撮影した火星表面の画像に写りこんでいる。
険しい岩山の崖を連続撮影した画像の一枚に、細長いくねくねとした蛇のようなものが写っているのだ。その生物のような物体は、巨大な岩に隠れ潜むようなポーズをとっており、岩陰から体の半分だけを外に出して周囲を警戒しているようにもみえる。

この謎の画像について、生物学に詳しい理学博士X氏に解説をお願いした。
「画像全体を見てみると、岩肌には縦方向のひび割れがたくさんあります。このようなひび割れの一つが光の加減で浮きあがって見えているのでは?」
X氏はまず、画像に写っているものがただのヒビである可能性を指摘した。確かにこの画像は地層の露出した崖を撮影したもので、縦方向のヒビや筋が周囲にも多く確認できる。だが、X氏はまた別の可能性を指摘した。

「場所が場所だけに、蛇のような大きく複雑な生物が生存しているという可能性は低いと思うのですが、例えば、かつて火星に存在していた生物が化石という形で残っている可能性は十分にあると思います。骨や痕跡の化石が露出していて、それがこのように偶然画像に収められた可能性はあると思います。地球でもこのような崖からは多くの化石が見つかっていますから」
火星の化石! なんとロマンのある話だろうか。ではもしこれが化石だとしたら、それはどのような生物だったのだろうか?
「可能性の一つは既に指摘されている蛇でしょう。ウミヘビやウナギのような水生生物かもしれません。あるいはツタのような植物という可能性もありますね。何かが這った跡かもしれません」
近年、火星では水の痕跡が多数発見されているが、かつては火星表面のおよそ二割程度が海だったと言われ、生命が存在するのに適した環境であったとも考えられている。さらに、現在でも表面に液体の水が存在する可能性が指摘されていることから、これまで探査機が撮影した画像から発見された生物のようなものがただの見間違いではなく、本物の生物である可能性が高くなっている。そして、今後もこうした画像の発見は増えていくだろう。
果たしてキュリオシティが偶然カメラに収めたのは生きている生物だったのか、それともかつて存在していた生命の痕跡だったのか。我々の興味は尽きない。
(吉井いつき)
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