火星で「始祖鳥」の化石を発見!? 3億年前の火星は生物たちの楽園だった可能性

 トカナではこれまで、蛇、カニ、プレーリードッグなど多種多様な生物が火星に生息している可能性を何度も指摘してきたが、今回はなんと、「古代生物」が発見されたとの情報が入ってきた。

 購読者8万人超を誇る人気のユーチューバー「UFOvni2012」が、火星探査車キュリオシティから送られてくる火星画像の中に「始祖鳥」の化石を発見、YouTubeと自身が運営するブログ「Area Zone 51 & UFOs」で公開した。すると翌日には、英「Daily Star」紙が取り上げ、世界中の注目を集めているという。

 なにはともあれ、問題の画像をご覧頂こう。まずは9月8日に「キュリオシティ」が撮影したNASAのオリジナル画像から。

火星で「始祖鳥」の化石を発見!? 3億年前の火星は生物たちの楽園だった可能性の画像1画像は「NASA」より引用

 斜面を埋め尽くす無数の岩石の中に、化石のようなものが混じっていることに気付かれただろうか? 時間をかければ見つかりそうだが、即座に見つけるのは困難極まりない。「Daily Star」紙は、発見者のUFOvni2012を「eagle-eyed」(鷲のように目敏い)と形容しているが、まさにピッタリの言葉だろう。

火星で「始祖鳥」の化石を発見!? 3億年前の火星は生物たちの楽園だった可能性の画像2画像は「NASA」より引用

 それでは拡大画像と始祖鳥との比較画像をご覧頂こう。

火星で「始祖鳥」の化石を発見!? 3億年前の火星は生物たちの楽園だった可能性の画像3画像は「YoutTube」より引用

 くね曲がった首、背骨、肋骨……これは、まさに始祖鳥の化石ではないか! UFOvni2012も「始祖鳥にそっくりだと思った」と発見当時の驚きを隠せない様子。

 とはいえ始祖鳥といえば、ジュラ紀(約1億9960万年前~約1億4550万年前)に生息していたとされる世界最古の鳥類だ。現在の鳥類の祖先とも目されるこの古代生物が火星に生息していたというのだろうか?

 現在はカラカラに乾ききった火星であるが、実は2~3億年前まで液体の水分が地表を覆っていた可能性があると最新の研究で指摘されている。9月16日付の英「Daily Mail」紙に掲載されたNASA研究者リッチ・ズーレック氏の言葉をご紹介しよう。

「火星探査の主要目的は、火星の表面に影響を与えたり、生物が居住可能な環境を提供できるだけの液体の水が何時どこにあったか理解することです」

 このように、NASAの研究者も火星にかつて生物が居住していた可能性に真剣に取り組んでいるのだ。もしかしたら、今回発見された化石も2~3億年前に火星に存在した鳥のものかもしれない。

 地球の始祖鳥に酷似しているのは、かつて火星と地球の環境が似ていたためか、それとも火星人が地球に「火星鳥」を運び込んだせいかは分からないが、古代火星に様々な生物が居住していた可能性がグッと真実味を帯びてきたのではないだろうか。

 先月、実業家のイーロン・マスク氏が火星移住計画を発表したように、火星に人類が乗り込む日が刻一刻と近づいてきている。近い将来、火星に降り立った人類は火星生物たちの痕跡を発見することになるのだろうか?
(編集部)

参考:「Area Zone 51 & UFOs」、「Daily Star」、ほか

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