【動画】真っ昼間の湖に「超巨大幽霊船」が出現?水中に隠されたUFO、水面を歩くキリストの可能性も!?=米
世界中の怪異談で語り継がれる幽霊船。日本でも古くから目撃されており、葛飾北斎の浮世絵にもその姿が描かれている。その多くは夜に出現するとされているが、今回はなんと、「超巨大幽霊船」が“白昼堂々”出現したというのだ。
■幽霊船か、キリストか?
問題の幽霊船が出現したのは、米ミシガン州スペリオル湖。英紙「Daily Mail」によると、ミュージックビデオの撮影のため同地を訪れていた米国人ジェイソン・アスラン氏が10月8日に発見、撮影に成功したそうだ。撮影した動画をYouTubeに投稿すると、たちまち再生回数90万回を突破するほどの話題となり、複数の海外メディアも大きな関心を示しているという。
それでは、早速映像をご覧頂こう。
映像からもその大きさがしっかりと確認できるが、アスラン氏によると、この映像を撮るためにカメラを200倍までズームする必要があったという。岸からかなり離れた地点にあったとすれば、実物は見かけよりも更に巨大だった可能性がある。一体この物体は何なのだろうか?
米グレートレイク難破船博物館によると、スペリオル湖ではこれまで6千隻もの船が沈没、3万人もの犠牲者が出ているという。今回出現した幽霊船も、かつてスペリオル湖で沈没した船だろうか…?
英紙「Express」によると、動画を見た視聴者の中には幽霊船ではなくイエス・キリストの降臨だと解釈する人もいるようだ。言われてみれば確かに、人間が杖を持って歩いているように見えなくもない。それでも、これがキリストであると断定することはそう容易ではないだろう。それに、水上に出現するならば、杖を振りかざして紅海を割った預言者モーセの方が適していると思うが……。
ユーチューブユーザーからは、「ファタ・モルガーナ」という蜃気楼の一種に過ぎないとの反論も多数寄せられている。ファタ・モルガーナは上位蜃気楼と呼ばれ、元となる物体の上方に蜃気楼が発生するため、水平線の下に隠れて見えない物体が現れることがあるという。今回の場合、撮影場所から約14キロメートル(9マイル)北にある灯台が移しだされたのではないかと見られているようだ。
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