ググっても出ない「大麻」の真実! 理系が冷静に教える「マリファナの歴史・化学作用・メリット」とは?
【ヘルドクター・クラレのググっても出ない毒薬の手帳】
第13回 大麻/前編

大麻がらみの事件は定期的に起こる。一方で、アメリカでは大麻解禁がなされるなど、世界的には規制緩和が進んでいる。だから日本でも議論が巻き起こる。「大麻は本当に危ないのか? それとも、言うほど凶悪ではないのか?」…そんな疑問を持っている人たちに、今回は大麻について、今一度知識をおさらいしたい。そして、
・世界的には大麻はどう見られているのか?
・化学的にはどういうものか?
・医療用には本当にメリットがあるのか?
これらの疑問に対し、可能な限り偏見をどけて再考してみようと思う。
●とはいえ違法
まず最初に断っておくと、2016年の現在、大麻を所持したり、栽培したりすることは、特別な免許(大麻栽培者、大麻研究者免許)が無い限り、違法です。
ついでに免許があったとしても、警察の目に触るような行為をしていると、なんやかんやで逮捕&起訴からの免許剥奪までコンボが決まるのが最近のトレンド。なので、普通に繊維や食用種子目的であっても栽培者であることをアピールするだけでリスクがあると言えます。
●とはいえ取り締まりすぎると…
個人的にはタバコも大麻も煙の出る麻薬として一律不愉快なので、吸ってもいいけど吐いたら死刑でいいんじゃねとも思いますが、医療用薬品の研究まで法的にガチガチに取り締まったら、画期的な薬が出てこないとも限りません。また、その研究分野で日本が自らの法規制で競り負ける可能性もあります。
そしてなにより、法律でなんでもかんでも規制した結果「脱法ハーブ」という明らかに危険なドラッグが出現しており、完全なイタチごっこになっている様相はなんともいえないものがありますね。
とりあえず、自分の意見はあくまで個人の偏見ですから同意を求めるなんて愚かなことはしませんし、賛同を得られたいとも微塵も思いませんので、話を進めましょう。
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