火星の「金属製たまご」にNASAも興味津々!
火星の「金属製たまご」にNASA研究者も興味津々!「メタリック地球外生命体」を遂に発見か!?
無人探査機「キュリオシティ」が火星で金属製の球体を発見。なんと、NASA自ら本格的な調査に乗り出す事態にまで発展しているという。
科学ニュースサイト「Phys.org」によると、先月30日、「キュリオシティ」搭載の「Mast Camera」で撮影された画像の中に、後に「たまご岩」と名付けられる不可解な物体をNASAが発見、目下全力で調査にあたっているという。
なにはともあれ、早速問題の画像をご覧頂こう。


茫漠とした火星の砂漠に、明らかに異質な物体が写っている。グレーの表面は、どこか金属のような光沢さえ感じられるではないか。これまで火星では様々な物体が見つかっているが、これほどメタリックな物体は初めてかもしれない。その丸みを帯びた形状は、まさに「たまご岩(Egg Rock)」と呼ぶにふさわしいだろう。一体この物体は何なのだろうか?
「キュリオシティ」のレーザー分光カメラ「ChemCam」の分析チームに所属するピエール・イブス・メスリン氏が発見当時の様子を伝えている。
「発見当時は、その黒く、滑らかな表面や、球体に近い形状に興味を惹かれるNASAの科学者も多かったです」
NASA研究者も興味津々の物体に、いやがおうにも期待が高まるが、その正体はほぼ判明しているという。リン化鉄ニッケルを含有した「鉄隕石」である可能性が高いそうだ。鉄隕石のサンプルは比較的多く、地球でもしばしば発見されている。大きさや重さはまちまちだが、アフリカのナミビアに落下した「ホバ隕石」のように、中には60トンを超える超巨大鉄隕石も存在する。
科学ニュースサイト「EarthSky」によると、その大気の薄さから火星には地球以上に隕石が落下しているらしく、酸素と水分が少ないため鉄隕石のように錆びやすい隕石でも腐食せず長期間残るという。その滑らかな表面からは想像もできないが、「たまご岩」の火星落下年代を数百万年前と見積もる試算もあるほどだ。
「火星で隕石が発見されたのは今回が初めてではありませんし、最後でもないでしょう。あらゆる意味で、火星は隕石ハンターの天国なんです」(EarthSky)
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