「EXILE」と「LDH」が業界用語として流行中! 仕事でアバウトな発言をする → 「お前はEXILEか」とツッコミ

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 今年10月23日、EXILEなどが所属する芸能事務所LDHは、2017年に「LDHWORLD」を設立し、世界進出をすることを発表した。これまでLDHを牽引してきたHIROは社長を退任し、この事業に専念するという。しかし、発表文書には「ディズニーやユニバーサルのような世界中の人が楽しめるエンターテインメントを生み出せる会社」を目指すという一文があったことから、失笑を買う事態となってしまった。

 このLDHの考え方を業界関係者はどう見ているのか。

「会社を今より大きくしたいと願うのは経営として当然なので、この考え方自体は否定しません。しかし、今回の発表を見ていると、単に自分たちの夢を表明しただけで、具体的に何を世界に発信できるのかなどプランは皆無です。こうした発表は、せめて海外公演が決定したようなタイミングで行うのが通常ですから、こんな中身のない発表は笑うしかありませんよ」(テレビ局関係者)

 このようにビジネスを大きくしたいと考えること自体には同意できても、具体性のなさに呆れているようだ。ほかにも同じような声が聞けた。

「今までも事あるごとにEXILEメンバーたちは抽象的な言葉で目標を語るなど、中身がない言動で知られていました。今回もそのひとつのように思えます。ただ、今回はメンバーが語るレベルとは異なり、会社としての公式発表ですから、会社の資質と品位を疑いたくなりますよ」(映画業界関係者)

 確かにその通りだが、テレビ業界では今回の件を受けて、こんな言葉が流行りつつあるという。

「会議などで具体性のあるヴィジョンが打ち出せない中、大風呂敷を広げたときに、『お前はLDHか!』とか『EXILEか!』などと突っ込まれるんです。たとえば『とにかく視聴率を取りましょう』などとアバウトな発言をすると『具体案を出せ』といわれたあとに、このフレーズでツッコミが入るんです」(テレビ番組放送作家)

 もはや完全にネタにされているようだが、LDHほどの組織であればこうした反応があることも想定できたはずだが、なぜこのような発表を行ったのか。

「HIROさんは、東京五輪を見据えているんだと思いますよ。以前は開会式や閉会式に食い込みたいと思っていたようですが、さすがにそれは無理だとわかったみたいです。でも、何らかの形で関わることは諦めておらず、五輪開催中の都内で大々的なエンターテイメントショーを展開して世界的な集団であることをアピールしたいみたいです。そのためには、先行して海外に進出しておいたほうが得策と考えたんじゃないでしょうか。もちろん、現時点でこのショーも具体的な内容までは詰めていないようですから、どうなるかわかりませんが……」(前・テレビ局関係者)

 夢や希望を抱きながら企業活動や芸能活動を行うことは決して間違ってはいないが、単に願い事を並べるだけでは失笑されるのが関の山だ。そんな失笑する人々を見返すような素晴らしいプランが出てくることを祈っている。
(文=吉沢ひかる)

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