テレビ関係者が「放送されなくなる話題」を暴露! 今後“タブー化する”ニュースとは?

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テレビ関係者が「放送されなくなる話題」を暴露! 今後タブー化するニュースとは?の画像1画像は、Thinkstockより

 日々、テレビではさまざまな事案がニュースとして扱われているが、ここ数年は、ある特定の事柄を扱うことに関して消極的になっているという話を耳にした。

 果たして、扱われにくくなったものとは何なのか、関係者に事情とともに聞いた。

「そもそもの話になりますが、報道番組ではデスクと呼ばれる上級職が扱うニュースを決めます。そのデスクに対してそれぞれのスタッフがプレゼンを行い、逆に指示をもらうかたちで取り扱うニュースのラインナップは決まるのです。そのような中で確かにプレゼンしても断られることが多くなっている特定のモノもあります」(報道番組関係者)

 断られてしまうニュースとは、ズバリ何なのか。

「海外で心臓をはじめとする臓器移植を目指す子どものための募金活動関連です。この類いは、以前から多くニュースとして取り上げられており、今も扱われることがありますが、以前と比べれば敬遠されつつあります」(同)

 心臓移植のニュースといえば、つい先日も厚生労働省で記者会見した女性が虚偽の内容で募金を集めようとしていたというとんでもない事実が発覚したが、これと関係あるのだろうか。

「この件が発覚する以前から、臓器移植のための募金はニュースにしにくいものでした。ただ、今回の件が決定打となり、今後はすべての放送局が臓器移植の募金にまつわることをニュースとして一切扱わなくなるはずです」(同)

 今回の嘘の記者会見が決定打となったようだが、そもそもなぜこうしたニュースは扱いにくかったのか。

「我が子が病におかされて臓器移植が必要という事態はとても深刻で悲惨な状況です。藁にもすがりたい思いでいる親御さんのことも理解できます。しかし、なぜ海外での移植が高額になっているのかを知らないままに募金している人が多い現状なので、ますはその実態を知るべきではないかという意見があるんです」(同)

 海外での移植となれば億単位のお金が必要といわれており、だからこそ、その手助けをすべく募金活動が行われている。しかし、ここに問題があるという。

「たとえば1億円が必要と聞けば、ほとんどの人は1億円すべてが医療費や渡航費用に使われると考えるはずです。しかし、このうちの半額以上は病院や仲介者に払うデポジット、つまりは謝礼のようなお金です。そもそも臓器移植が必要でドナーを待つ子どもは海外にも存在します。しかし、日本の子どもが移植する際には高額の謝礼を払うことによって、その順番を最優先にしてもらっているわけです。つまりは、順番待ちをしていた現地の子どもたちは後回しにされてしまう。これでは、金で順番を買っているようなものです。当然、その金は募金として捻出されるので、結果として募金者はこうした行為の片棒を担ぐかたちとなり、それが正しいのかどうかという意見があるわけです」(同)

 高額な費用が必要と聞けば、その全額が医療もしくは旅費滞在費として使用されるものと考えていたが、ほとんどは順番を抜かすための費用だそうだ。

 親御さんの立場として、それでも我が子を助けたいと考える気持ちは当然ともいえるが、テレビ局がそうした個人の感情に肩入れするのが正しいかと問われれば、確かに微妙なところだろう。難しい問題ではあるが、現在のテレビ局の対応も仕方ないのかもしれない
(文=吉沢ひかる)

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