ついに、火星で最も生物がいる可能性が高い場所が判明! 地球とよく似た“くぼ地”で生物が生き続けている!?

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ついに、火星で最も生物がいる可能性が高い場所が判明! 地球とよく似たくぼ地で生物が生き続けている!?の画像3画像は「EXPRESS」より引用

■氷底噴火によるくぼみと一致!!

 研究チームは、画像を元に3Dモデルを作成し、立体的にこの地形の構造に迫った。その結果、深さ4,100mに達するこのくぼ地は、小惑星の衝突によってできたとは考えられないことが明らかになった。小惑星が衝突した際には、破壊された岩盤がクレーターの周囲に堆積するものだが、ヘラス盆地のくぼ地にはその堆積部分がなく、さらに氷底噴火によって形成された地形との一致が見られたのだ。

 アイスランドにあるグリムスヴォトンは、氷河に覆われた火山が噴火する「氷底噴火」が起きる場所として知られる。そして、火山に近いため凍結することがないその氷底湖では2004年、酸素濃度が低いにもかかわらず生存するバクテリアが発見されているのだ。

 アイスランドの火山学者、グロ・ペダーソン氏も、今回発見された火星のくぼ地が氷河と火山によって形成されたとする、ジョセフ・レヴィー氏らの意見に同意している。「この地形が示す特徴は、地球で見られる“アイス・コールドロン”に酷似しており、今後さらに調査すべきでしょう。表面下の物質を調べることで、氷の存在、さらに氷河と火山の相互作用が確認される可能性があるのです」

 今回、ピンポイントで指摘された火星のくぼ地から、果たして氷河と火山の相互作用、つまり生物の痕跡は見つかるのだろうか。いずれにせよ、“ただのくぼ地”でないことは確かなようであり、地球に似た惑星・火星を理解する大きなヒントになることだろう。今後、詳細な調査が行われ、真相が明らかになることに期待したい。
(坂井学)


参考:「EXPRESS」、「NEW ATLAS」、「UT News」、ほか

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