飛行機から撮影された「雲を突き抜ける謎のポール」! 高さ1400メートル以上、月と地球を繋ぐコードか?
飛行機に搭乗中、かなりの人は窓の外を何時間眺めていても一向に飽きないのではないだろうか。離陸時や着陸間際、普段暮らす街を上から見下ろすのは新鮮な体験だ。そして巡航中には、昼であれば雲を下にして広がる真っ青な空を見ることができる。目の前に、雲と空以外に何もない景色は、まさに圧倒的の一言。それ以外のものは必要ない。いや、あるはずもないのだが……。
今月5日、マラガ(スペイン)からブリストル(イギリス)へと向かう飛行機の窓から撮影された画像に、信じ難いものが写り込んでいた。「まるで空に浮かぶポールのよう」だという謎の物体を巡って、ネットを中心に盛り上がりを見せているようだ。英紙「Daily Mail」、「DAILY STAR」など複数の海外メディアが伝えている。何はともあれ、まずは問題の画像を見てみよう。
一面に広がった雲海に目を凝らすと、あまりにも不自然な垂直の影が存在している! 比較対象がないため大きさはハッキリしないが、カメラからかなり距離があるようで、相当巨大であると推測される。まっすぐなシルエットは、確かにポールか何かのようだが、なぜこんなところに!? そしてこのポール、真下から雲を突き刺しているように見えるが、やはり浮いているのだろうか!?
あまりにも不思議なこの写真は、「inkewbus」というユーザーによって、アメリカ最大級のインターネット掲示板「reddit」に投稿された。今月5日の午前11時ごろ、ブリストルへ向かうライアンエアー社のボーイング737型機に搭乗していた彼は、窓からポールのようなこの物体を目撃し、急いで携帯電話で撮影したようだ。「この物体が一体何なのか、説明できる人がいたら教えてほしい!」という彼の呼びかけに対し、さまざまな意見が飛び交っている。
■窓の傷? 電波塔?
インターネットでは「窓に傷がついていただけでは?」とポール説に懐疑的な声も上がったが、これには撮影者本人が、「断じてありえない」と否定している。別の角度から見ても、同じように雲からポールが突き出ていたという。「あれは完全に、雲から突き出た物理的な物体でした」と撮影者本人がきっぱりと断言している。
さらに一部のユーザーからは、「ブリストルからほど近いサマセットの丘に建つ電波塔ではないか」という意見も。上の画像を見ると細長い形状は、確かに問題の物体に似ているようだ。塔の先端部分が雲から突き出ていた、と考えられなくもない。しかし、気になるのはこの塔の高さ。961フィート(約293メートル)だというが、雲を突き破るにはあまりにも低すぎるのではないだろうか。
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