【日本怪事件】「死にたくない…」命乞いする女性の頭部をハンマーで…! 異様すぎる「闇サイト殺人事件」全貌と暗証番号の謎

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 後の法廷で、川岸は証言している。

ハンマーが当たったのは前頭部で、被害者の身体からガクッと力が抜けた。血が飛び散った

 神田の証言はこうだ。

「後頭部よりの左側とか、前頭部を続けざまに三連発ですね。返り血が(掘の)口に入って、うわっと唾を吐いたりして」

 磯谷さんの遺体は、岐阜県瑞浪市内の山林に遺棄された。

 男たちは、磯谷さんのクレジットで現金を引き出そうとしたが、何度繰り返してもパスワードが違うというメッセージが出るばかりだ。命を奪われるかもしれない状況で、まさか、ウソをつくとは。男たちはあぜんとした。


■偽暗証番号に隠されたメッセージ

 事件後に、母親の富美子さんは利恵さんが数字の語呂合わせが好きだったことを明かしている。

 2960は「ニクムワ」

 という最期のメッセージだったのだ。

 こんな男たちに、むざむざと金を取られたくなかったのだろう。8月25日、死刑が怖くなった川岸が愛知県警に連絡し事件は発覚、3人は逮捕された。容疑は、強盗殺人、死体遺棄、営利略取、逮捕監禁、川岸には強盗強姦未遂が加わっている。

 平成21年3月18日、名古屋地裁は神田と掘に死刑、川岸に無期懲役を言い渡した。川岸が警察に連絡したことが、自首と見なされたのだ。神田は即日控訴したが、4月13日に取り下げて、死刑が確定した。

 平成23年4月12日、名古屋高裁では掘の死刑判決を破棄し、無期懲役を言い渡した。更正の余地があるとの判断。川岸、堀ともに無期懲役となった。川岸については検察が上告せず、無期懲役が確定した。平成24年7月11日、川岸の無期懲役が確定した。

 平成24年7月、掘は平成10年に愛知県碧南市で起きた強盗殺人事件に関わっていることが発覚し、再逮捕された。現場に残されていた唾液から検出されたDNAが、掘のDNAと同一の可能性が浮上したのだ。

 平成27年6月26日、神田司への死刑が執行された。44歳であった。
(文=深笛義也)

■深笛義也(ふかぶえ・よしなり)
1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。18歳から29歳まで革命運動に明け暮れ、30代でライターになる。書籍には『エロか?革命か?それが問題だ!』『女性死刑囚』『労働貴族』(すべて鹿砦社)がある。ほか、著書はコチラ

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