14世紀に実在した「吸血鬼」の遺体が発見される! 膝が破壊され、背骨に杭…考古学者も困惑!=ポーランド

14世紀に実在した「吸血鬼」の遺体が発見される!  膝が破壊され、背骨に杭…考古学者も困惑!=ポーランドの画像5画像は「Nauka w Polsce」より引用

 しかし、発掘者のソハ氏によると、3体の遺骨のうち2体は吸血鬼ではなく、たんに当時ポーランドで流行したコレラなどの伝染病にかかっていた可能性が高いという。また、後弯症によって極度に背中が丸まっており、それを見た村人たちが吸血鬼として恐れたのではないかとのこと。あるいは、ヴァンパイア顔になるといわれている「ポリフィリン症」を発症していたのかもしれない。

 問題は30代男性のものと思われる3体目の遺骨だ。この遺骨には感染症の痕跡や骨の変形など身体的な異常が無いにもかかわらず、背骨には杭が打たれ、頭が岩の間に挟まった不可解な状態で埋葬されていた。なぜ、この男性が吸血鬼のような扱いを受けてしまったのか、その理由はソハ氏にも分からないという。

14世紀に実在した「吸血鬼」の遺体が発見される!  膝が破壊され、背骨に杭…考古学者も困惑!=ポーランドの画像6ポーランドの16世紀の墓地から発掘された遺骨。口に石が詰められている。「Metro」より引用

 ポーランドではこれまでにも、吸血鬼らしき遺体が見つかっている。たとえば、今年7月にも両足に杭を打たれ、口に石を詰め込まれた遺骨が、16世紀の墓地から発掘されている。また、トカナでもお伝えしたが、2014年にはブルガリアでも、吸血鬼らしき13世紀ごろの遺骨が100体以上見つかっている

 今回発掘された遺骨も含め、本物の吸血鬼であったかどうかは不明だが、中世ヨーロッパには人々を恐れさせる何かが存在したことは確かだろう。今後のさらなる調査に期待したい。
(編集部)


参考:「Nauka w Polsce」、「Metro」、ほか

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