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 現在、「VPD(Vaccine Preventable Diseases/ワクチンで防げる病気)」という言葉も生まれるほどにワクチンの研究は進んでおり、多くの感染症は未然に防ぐことができるようになった。インフルエンザや幼少期のおたふくかぜ・水疱瘡・麻疹などの予防接種は当たり前になり、医師も生後2カ月からのワクチン接種の開始を推奨している。だがその一方で、ワクチン接種では防ぐことができない病気があることも事実。その代表的なものが、遺伝性疾患だ。

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画像は、「Medical Pictures Info」より
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画像は、「Medical Pictures Info」より

 そんな遺伝性疾患の1つ、「角膜ジストロフィー」。この病気は、角膜に白い不透明の無機物が沈着し、左右の眼に対照的な白濁点が見られるという症状を示す。発症した患者の眼は、さながら“死んだ魚の目”のようになってしまう。この病気は、白濁点の沈着具合により、顆粒状・格子状・斑状・膠様滴(こうようてき)状と分類され、視力の低下や視界のぼやけ、眼の痛み、過度な流涙、光に敏感になるといった症状も現れる。また、角膜に腫れを生じさせる「フックス角膜内皮ジストロフィー」も存在するが、最近になって原因となる遺伝子が特定されたようだ。

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画像は、「Medical Pictures Info」より
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画像は、「Medical Pictures Info」より

 原因となる遺伝子が判明した一方、治療法は確立されておらず、「エキシマレーザー」という特殊なレーザー治療により白濁部分を削る方法や、角膜移植などの対症療法しか存在しない。また、角膜ジストロフィーは遺伝性の病気であるため、たとえ治療を行ったとしても再発する可能性があるそうだ。

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