多くの歌手が業界のドンに差し出す音楽出版権とは一体何?

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 レコード会社や芸能事務所関連の音楽出版社への譲渡はまだ理解できるが、無関係の音楽出版社とはどういうことなのか。

「芸能界にはたくさん存在するドンや重鎮と呼ばれる人物への献金のような意味合いで、自社アーティストの音楽出版権を先方が経営する音楽出版社に譲渡することもあるんです。歌手や楽曲の人気度で金額は変わりますが、場合によっては、その権利を手に入れるだけで毎年数千万円のお金がコンスタントに手に入るわけです。その代わりに、権利をもらった側は譲渡してくれたアーティストや事務所に、特別な計らいをするわけです」(同)

 その特別な計らいとはたとえばどのようなものか。

「スキャンダルが出た際の対応をお願いしたり、何かしらの音楽賞を受賞させてもらったりするというパターンが多いですね。また関連する新人歌手をプッシュしたいときにも頼れます。直接お金を払えばいろいろと問題になることもありますが、音楽出版権を譲渡するだけならば、まず表面化しません。そのため、誰もが聞いたことのある超メジャーなアーティストであっても、楽曲の一部もしくは大半をあらゆる方面に譲渡されているといわれています」(同)

 まるで上納金のような仕組みだ。見方によってはきな臭い話ではあるが、これが真実だというから驚きだ。悪しき慣習だと思わざるを得ないが、これが撤廃される日が来ることはあるのだろうか?
(文=吉沢ひかる)

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