【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! “おもちゃ箱の殺人鬼”デビッド、狂気のSM部屋

【シリアルキラー・猟奇殺人 完全紹介シリーズはコチラ】

 1996年7月26日、ニューメキシコ州トゥルース・オア・コンシクエンシーズの警察に「24時間以上妻と連絡がとれず心配している」という行方不明届けが入った。女性の名はキャリー・ギャレット、22歳。夫婦喧嘩をして家を飛び出してから全く連絡がつかなくなってしまったというのだ。警察は「成人だし、まだ24時間しか経ってないし」となだめ、広大な砂漠の中にあるこの小さな町から人が出て行くことはよくあることだとも伝えたのだが――。

■トゥルース・オア・コンシクエンシーズの悪夢:キャリー

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像1画像は、YouTubeより

 トゥルース・オア・コンシクエンシーズ(真実、もしくは結果)という変わった名前のこの町の近くにはエレファント・ビュッテ湖という人造湖があり、砂漠の中の温泉地でもあることからホリデーシーズンは観光客が訪れることが多い。そして、新しく人生をやり直したい“黒い過去”を持つ人が住み着く地でもある。人口は6500人以下と少なく、DVや殺人事件は起こるが派手な事件はない。キャリーはそのうち帰ってくるか、他の地に行ったのか、どちらかだろうと警察は予想していた。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像2キャリーYouTubeより

 その翌々日、キャリーは無事に発見された。エレファント・ビュッテ湖のほとりをふらふら歩いているところを目撃したという初老男性に保護されたのだ。キャリーの記憶はとぎれとぎれだった。夫婦喧嘩をして友達の家に行き、みんなでビリヤードをしようとバーをはしごし、最後に町外れの「ブルー・ウォーター」というバーでジェシー・レイと飲んだ。ジェシーは3、4年来の知り合いでビリヤードを楽しむ仲。信頼していたという。

 飲み物を飲みながら談話していたキャリーだが突然目が回り出し、ジェシーに友人宅まで送って欲しいと頼んだ。しかし、それ以降の記憶がない。意識が戻った時には体中に傷やあざがあり痛みがあった。性的暴行されたのだろうとも思った。保護してくれたエレファント・ビュッテ湖公園の従業員はまずキャリーを自宅に送ったのだが、腹を立てていた夫が激怒したためキャリーは友人宅へ身を寄せた。

 そして日が経つにつれ、ナイフを首に当てられたり、ガムテープを貼られたり、抵抗したり…という記憶が細切れに戻ってきたが、一つには繋がらず、自分の身に何が起きたのか確信が持てない。ジェシーが何か知っているかもと期待したが、ジェシーはバーの飲み友達であるため、連絡先を知らない。こんな曖昧な記憶で警察に行っても相手にされないだろうと悲観したキャリーは、町を去り人生をやり直そうと決意。トゥルース・オア・コンシクエンシーズから、コロラド州に移住した。


■トゥルース・オア・コンシクエンシーズの悪夢:マリー

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像3画像は、マリー

 1997年7月7日、トゥルース・オア・コンシクエンシーズの警察に「娘と24時間以上連絡がとれない」という通報が入った。女性の名はマリー・パーカーで22歳。最後に目撃されたのは5日夜で、場所は元交際相手ロイ・ヤンシーやジェシー・レイと一緒に飲んでいた「ブルー・ウォーター」バー。警察から質問されたジェシーは「マリーは泥酔したから、家に送ったわ」と証言。しかしマリーは見つからない。母親は「2人の子供を置いて家出するわけない」と訴えたが、警察は男でもできて町を出たのだろうと推測した。

 2人が失踪する前に車で送ったというジェシーは「ブルー・ウォーター」の常連客で大型バイクを乗り回す女性。同性愛者で職業は車の整備士だった。近くのアルバカーキーに住んでいたが、父親(デビッド・パーカー・レイ)が住むエレファント・ビュッテ湖を頻繁に行き来していた。

 また、マリーが最後に目撃されたときに一緒にいたというロイという若い男はマリーの元交際相手で、町では有名なトラブルメーカー。ハロウィーンを盛り上げるため墓を荒らしたり猫に虐待を加えるなどの悪ふざけをしたため、町がハロウィーンのイベントをキャンセルしたこともあった。海軍に入隊したものの問題を起こし除隊に。「問題児」として白い目で見られる男だった。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像4ジェシー・レイ。画像は、YouTubeより

 マリーが失踪して間もなく、「ブルー・ウォーター」にシンディ・ヘンディという37歳の女が出入りするようになった。シンディは11歳の時に継父に強姦され母親に伝えたところ家を追い出されてしまったという壮絶な過去を持ち、コカイン売買でトラブルに巻き込まれワシントンD.C.からトゥルース・オア・コンシクエンシーズに逃げてきたのだった。男とも取っ組み合いの喧嘩をするような攻撃的な性格で、トゥルース・オア・コンシクエンシーズに来てからも警察沙汰を頻繁に起こした。シンディは「ブルー・ウォーター」でジェシーとロイと出会い意気投合。3人でつるむようになった。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像5シンディ「YouTube」より

 このシンディ。ジェシーの父親デビッド・パーカー・レイとも「いい仲」になっていた。彼女は軽犯罪で有罪となり禁固刑が下った後、エレファント・ビュッテ湖公園で労働することを条件に釈放されたことがある。その公園で整備士として働いていたのがデビッドだったのだ。

 

■デビッド・パーカー・レイ

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像6デビッド

 デビッドは1939年11月6日、ニューメキシコ州ベレンに誕生。物心ついたときには母親はおらず、祖父母に育てられた。父親と会うことはあったが、会えば憂さ晴らしの対象として暴行されまくり、親の愛を知らずに育った。妹がいたが祖母が亡くなると2人は別々に暮らすようになり、デビッドは祖父のもとに残った。父親は1、2カ月に1度の割合でデビッドに会いに来たが、相変わらず殴る上、泥酔していたため会話もできず、まともな父息子の交流などなかった。


■12歳でSMポルノに目覚めたデビッド

 思春期になると、父親はニヤニヤ笑いながらデビッドに「お土産だ」と言い、大きなバッグに詰め込んだ雑誌を渡すようになった。その雑誌はSM雑誌だった。「拷問を受けている半裸の女性」「全裸で苦しめられている女性」「痛みに涙を流す女性」の写真を見たデビッドは気持ちが満たされていくのを感じた。そしてSMポルノに夢中になっていった。大人から全く愛されずに育ったデビッドは、12、13歳でSMポルノの世界に逃避し、どっぷりと浸かるようになったのだ。

 学校の成績は悪く、人見知りで恥ずかしがりやな性格のためいじめられっ子だったデビッドは、薬物やアルコールにも手を出すようになったが、なんとか高校は卒業。進学はせず米陸軍に入隊し、3回の結婚・離婚を繰り返すという落ち着かない生活を送った。そして、4番目の妻と結婚後の1984年にトゥルース・オア・コンシクエンシーズに移住。エレファント・ビュッテ湖の近くに家を構え、敷地内にコンテナハウスを置いた。エレファント・ビュッテ湖公園の整備士として働いていた彼の仕事場の評判はよく、落ち着いた頼れる男として見られていた。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像7コンテナハウス「DailyMail」より


■実娘ジェシーとロイを奴隷化

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像8ロイ・ヤンシー

 デビッドは4人目の妻と比較的長く続いたが10年で破局。その後、実娘ジェシーとロイに対して恩を売ることで支配下に置き、精神的にコントロールし「教祖と信者」のような不思議な関係を築き上げていった。そして遂に、2人に「ブルー・ウォーター」でデビッドがSMセックスできる獲物を捕まえてくるように指示するようになったのだ。

 デビッドと交際を始めたシンディは、もともと乱暴なセックスに慣れていたというが、SMプレイは未知の世界だった。ソフトSMなら楽しめるとSMにはまり、デビッドとの愛を深めていった。そして1999年1月にデビッドの家に移り住んだ。デビッドの家には大量のSM器具が置かれており、デビッドは落ち着いた口調で一つ一つの用途を説明。シンディはひるむことなく熱心にデビッドの話を聞き、その使い方を覚えていった。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像9デビッドのSM器具「YouTube」より
【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像10デビッドのSM器具「YouTube」より

 シンディは同棲開始1カ月後、友人のアンジー・モンタニオに「ぜひ家に遊びに来て欲しい」と招いた。トラックで迎えに行ったシンディは、アンジーを乗せると同時に彼女に目隠しをし手を拘束。デビッドの家に連れ込まれたアンジーは、色々な部屋に連れてかれ、それぞれの部屋に設置されている大人のおもちゃやSM器具などで繰り返し性的暴行/強姦を受けた。拷問や強姦をするのはデビッドで、シンディはその手助けをした。

 監禁されて5日目、シングルマザーのアンジーは家に残した息子が心配だと涙ながらに訴え、彼女に飽きていたのか、または単なるきまぐれか、デビッドは「家に返してやろう」と合意。彼女を車に乗せ、州間高速道路25号線まで走らせ解放した。アンジーは通りがかった保安官に保護され、監禁、強姦、拷問されていたと説明。「しかし自分の話なんか信じてもらえないだろう」「それどころかデビッドやシンディに復讐されるのではないか」ことを危惧し、警察に被害届を出すことを拒否した。保安官に家の近くまで送ってもらったアンジーはすぐに荷物をまとめ、息子を連れて町を去っていった。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像11アンジーといわれている画像

 その2週間後、シンディは自分の娘の出産に立ち合うためワシントンに行きたいとデビッドに言った。初めての孫になるのでぜひ、と。デビッドは「いいよ。ただし、オマエがいない間オレを満足させる性奴隷を捕まえるのが条件だ」と言った。2人はアルバカーキーで獲物を探し、シンシア・ビジリアというヘロイン中毒の娼婦に目をつけた。デビッドは覆面警官のふりをして、シンシアに手錠をかけ、キャンプカーに連れ込んだ。そして、エレファント・ビュッテ湖の自宅に連れ帰り、目隠しをし、服を脱がせ、首輪とチェーン、猿ぐつわを装着した。


■全裸に首輪。シンシアの悪夢「強姦されると思っているだろうが、正解だ」

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像12シンシア「http://allday.com/」より

 怯えるシンシアに、デビッドは録音テープを聞かせた。「なぜオマエのようなビッチを連れてきたのか、教えてやろう。強姦させられるかって思っているだろうけど、正解だ」「強姦だけではなく、これから可能な限りの性拷問を行う。猿ぐつわをつけさせてもらったのは、叫びまくることになるからだ」と、これから彼女の身に起きる事を説明する5分間のテープだった。デビッドは毎回、捕獲した性奴隷たちにこのテープを聞かせていた。このテープを聞き、恐怖に怯え絶望感に見舞われる彼女たちをデビッドはニヤニヤしながら見ていたのだ。

 シンシアはテープで宣言された通り、デビッドとシンディに拷問、強姦されまくられた。絶望したシンシアだったが、3日後の1999年3月22日、逃げ出すチャンスが到来する。デビッドが仕事に出かけ、シンディが台所に行った隙にずり下がった目隠しの中から鍵を見つけたのだ。シンシアは首に繋がれていた鎖を取り、部屋にある電話で警察に通報。音を聞いて駆けつけたシンディともみ合いになったが、ちょうど手の届く範囲にあったナイフを掴むことに成功。シンディの首に軽く刺し、彼女がひるんだ隙に家から脱出。全裸に首輪をつけただけの状態だったが、シンディは必死で走り1.5キロ先のトレーラーハウスに住む女性に助けを求めることに成功した。


■遂におもちゃ箱の扉が開いた

 救急隊や警察はシンシアの話を聞いて仰天した。デビッドとシンディに、彼らの家の敷地内に置かれているSM拷問器具が詰め込まれたトレーラーに1つずつ連れ込まれ、ありとあらゆる性拷問、強姦を受けたと訴えたからだ。

 地元警察はすぐに「自分たちの手には負えない」と判断し州警察に応援を要請。他にも被害者がいるかもしれないとデビッドに直行した。

 銃を構えながらデビッドの家に突入した警官たちは、驚愕した。壁には所狭しと人間を拘束する器具や装置がかけられており、天井からは拷問に使うものと見られるチェーンが垂れ下がり、ロープや鞭、異なるサイズのバイブレーターやペニス型の器具、棺桶のような監禁箱、ストレッチャーに体を縛り付けたまま監禁する狭い部屋があったのだ。人の糞尿が入ったバケツもあった。シンシアは、トイレに行く事を許されず、バケツでことを済ませるよう指示されていたのだ。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像13画像は「YouTube」より

 家の本棚には悪魔崇拝の本のほか、医療専門書があり、壁には拷問方法が描かれた図が貼られており、警察官たちはぞっとした。犯人はとんでもないサイコパスに違いないと思ったからだ。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像14画像は「YouTube」より

 家から出ていたデビッドとシンディだが、間もなくして警察に身柄を拘束された。家の近くをバンで移動中のところを発見されたのだ。2人は抵抗することなくシンシアを探していたと述べ、「たしかに彼女を監禁した。しかし、それは彼女の麻薬依存を治すための荒療治を行うためだった」と説明した。家の中の器具はコカイン依存から抜け出すとき暴れるための拘束器具だと説明。バケツに排泄しろと言ったのもそのためだと主張した。シンシアの体は傷だらけであったため、警察はこの話を信じることなく、2人はその場で逮捕された。逮捕後、デビッドは「娼婦のシンシアを買いSMをしたいと交渉し、合意の上でプレイしたのだ」と主張するようになった。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像15画像は、おもちゃ箱外観「DailyMail」より


■1100万円以上かけて作られたおもちゃの箱

 1999年3月23日、警察はデビッドの敷地内にある家やコンテナハウスを、FBIの応援を要請した上で、本格的に捜索を開始した。デビッドが「おもちゃ箱」と呼んでいる白いコンテナハウスを開けたとき、誰もが息を飲んだ。何百もの拷問器具が整理整頓され、置かれていたのだ。

 また、拷問器具のほかにも、レッグスプレッターと呼ばれる手術台の上に設置して患者の足を開いて固定させる器具、色々な長さのチェーン、手錠、ゴム製のロープ、注射器、浣腸用の大きなシリンジ、外科用のはさみ、酸素ボンベに手術で使用する器具がたくさん置かれていた。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像16画像は、YouTubeより


 整備士のデビッドは拷問器具のほとんどを自分で設計し作っていた。女性の乳首に電流を通す機材もお手製のものだった。いくつものストラップが付いた黒い椅子は産婦人科で使われる椅子をアレンジしたものだった。壁には、見るに堪えないほど酷い性的拷問が描かれた説明図が何枚も貼られていた。撮影機材やモニターもあり、どんな拷問をしているのか女性に無理矢理見せていたことも判明した。大金と膨大な時間を費やして作り上げた「おもちゃ箱」だとよく分かるものだった。一部メディアは、デビッドが「おもちゃ箱」に費やした金は1100万以上だと報道。FBIは、デビッドが何十年もこのおもちゃ箱でたくさんの女性たちを痛めつけてきたのだと確信した。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像17キャリー「YOUTUBE」より

 デビッドとシンディによるシンシア監禁拷問強姦事件は大々的に報じられた。このニュースを聞いたアンジーは、勇気をふるって警察におもむき、自分も2人から監禁拷問強姦されたと打ち明けた。3月30日、警察は「おもちゃ箱」に大量のビデオテープが隠されているのを発見。テープに写っている女性は顔をガムテープでぐるぐる巻きにされており身元が分からないが、一つのテープの中に個性的なタトゥーを足に入れている女性がいた。FBIはこの足のタトゥーの写真を公開し、誰か知らないかと呼びかけた。すぐに「息子の元妻だと思う」という情報が寄せられた。女性は「元妻の名前はキャリー・ギャレット」だと言った。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像18被害女性のものといわれている写真

 FBIの訪問を受けたキャリーは、タトゥーの写真を見せられ「点が繋がっていくような感覚」に陥ったという。ジェシーが薬を入れた飲み物を飲みふらふらになったこと。デビッドにより、裸にされストレッチャーのようなものに拘束され、目と口にガムテープを貼られたこと。ガムテープの下から部屋を歩くデビッドや壁にかけられたセックストーイを見て恐怖を感じたこと。なんども絶望したが「家に帰る、ぜったいに家に帰る」と自分を励ましていたこと。壮絶な経験がいっぺんにフラックバッシュしたのだ。検察官は、シンシア、アンジー、キャリーの3人の被害者に証言台に立つよう説得し、デビッドやシンディ、ジェシーを起訴することにした。


■裁判

 シンディは、逮捕後間もなくして「自分は誘拐や監禁、拷問の手助けをしただけ」だと主張し始めた。デビッドとは付き合って間もないため、数カ月間しか罪をおかしていないとアピールし、「デビッドはもう何年もこんなことしてるって自慢してたけど」と、彼にはたくさんの余罪があるとも証言した。

 FBIは、デビッドような冷酷なサディズムなら拷問の延長線上で被害者を殺しているはずだと確信。エレファント・ビュッテ湖や周辺の砂漠を捜索したが、あまりにも広大であるため遺体は発見できなかった。そんな中、シンディが「わたしとジェシーの他にもロイって男がデビッドの手下だよ」と証言。警察の質問を受けたロイはあっさり「デビッドのためにマリー・パーカーを誘拐した」「殺せと命じられたので殺した。ロープで首を締めて殺した。死ぬまで結構時間がかかった。かなり暴れた。殺した後は、デビッドに捨てろと命じられたので捨てた」と自白した。また、ロイも「デビッドはずっと前から誘拐、拷問、強姦、殺人していると言っていた」と証言した。マリーの遺体だが、結局発見できなかった。人を信用しない用心深いデビッドによって別の場所に動かされたものと見られている。

 デビッドは、自分の性癖についてはベラベラと話したが「妄想するだけだよ」と言い、罪は認めなかった。余罪は確実にあり殺人も犯しているはずだが、証拠や被害者が特定できないため、検察は、生き証人であるキャリー、アンジー、シンシアの3人に対する監禁、拷問、強姦罪でデビッドを起訴。2000年6月29日に裁判が開始した。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! おもちゃ箱の殺人鬼デビッド、狂気のSM部屋の画像19デビッド/Wikipediaより

 まずキャリーに対する裁判が行われ、記憶が途切れ途切れなため信頼性に欠けるとして時間がかかったが、有罪に。次にシンシアに対する裁判が行われた。法廷でシンシアは取り乱し「この男にやられた!」と叫び錯乱状態に陥ったため裁判が中断することもあった。その様子を見たデビッドは覚悟を決めたのか検察官に「娘を刑務所から出してくれるのなら、罪を認める」と司法取引を申し出た。アンジーは裁判を行う前に死亡してしまったため、結局デビッドはキャリーとシンシアに対する罪で有罪となった。

 ジェシーはキャリーを誘拐した罪で起訴され、その後、保護観察中に違反行為をしたとして刑務所に送り込まれた。25個の重罪で起訴されたシンディは事件に関する情報を提供したとして司法取引で禁錮36年出所後の18年間は保護観察に置かれるという判決を受けた。マリーを殺害したロイは自ら「デビッドに命じられてマリーを殺した」と罪を認めたため禁錮20年に処された。

 そして、2001年9月30日。デビッドは禁錮224年に処された。デビッドは2002年5月28日にニューメキシコ州の刑務所に移送され服役を開始。しかし、その日、心臓発作を起こし亡くなってしまった。63歳だった。

 FBIも警察も、デビッドには山ほどの余罪があり、少なくとも30人~60人を誘拐、拷問、強姦し、その多くを殺害したと睨んでいる。デビッドは「自分の妄想ノート」だと主張している日記ノートを残しており、そこには40人以上の女性を誘拐、拷問、強姦したことが記録されているからだ。

 FBIはデビッド宅を家宅捜索した際に発見されたブレスレットやブラウスなど、100点以上のものアイテムを公開。被害者のものに間違いない、これらを身につけていた女性を知らないかと呼びかけている。

・参考「murderpedia」「www.fbi.gov

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

【閲覧注意】乳首電流、浣腸、注射…60人を拷問レイプ殺人! “おもちゃ箱の殺人鬼”デビッド、狂気のSM部屋のページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで

トカナ TOCANA公式チャンネル