【閲覧注意】“女性への怒り”が突然爆発して23人を射殺! 真正のマザコン・パラノイアが引き起こした「ルビーズ銃乱射事件」の闇
■事件には数々の前兆が!
1991年夏、ついにジョージは拳銃を2丁購入した。「グロック17」と「ルガーP85」で、2丁とも引き金を引く度に1発ずつ弾丸を発射、排莢、再装填が行われる半自動式で殺傷力は高い。そして同年10月6日、彼は突然セメント会社を退職した。
事件前日となる10月15日はジョージの誕生日で、彼はレストランで食事をした。しかし、そのレストランで急に激怒し、口汚く罵り出したという。レストランのテレビでは、米最高裁判所の陪席判事にクラレンス・トーマスが就任することを話し合う議会の審問が流れていた。この時、クラレンスは元部下の弁護士アニータ・ヒルにセクハラで訴えられていたのだが、女を嫌うジョージは、アニータの「セクハラされた!」という主張に「メスブタのくせに!」と激昂したのだった。
そして1991年10月16日、ルビーズ銃乱射事件当日の朝、地元新聞はジョージが片思いしている姉妹に宛てたラブレターについて小さく報じた。このような危険が男がいるから、気をつけて下さいという意味で報じたのだ。果たしてこれをジョージが読んだかは判明していない。しかしこの日、ジョージは無差別殺人を決行したのだった。
■アメリカ史上最悪規模の銃乱射事件、その後
「ルビーズ銃乱射事件」は、2007年にバージニア工科大学銃乱射事件が起こるまでアメリカ史上最も多くの犠牲者を出した最悪の銃乱射事件だった。現在も学校が襲撃された「スクールシューティング」のケースを除けば、昨年6月にフロリダ州オーランドで起きたナイトクラブ銃乱射事件に次ぐ2番目に最悪な銃乱射事件となっている。
ちなみに、「ルビーズ銃乱射事件」で襲撃された「ルビーズ・カフェテリア」は、事件から2カ月後に営業を再開。しばらくは支援する多くの人たちで賑わったが、次第に客足が遠のくようになり、その数カ月後には閉店してしまった。「ルビーズ・カフェテリア」閉店後、店は取り壊されることなく「ヤンク・シング・レストラン」がオープン。9ドル(約1,000円)で中華料理ビュッフェが楽しめるというこのレストランは好評で、地元の人気レストランになっている。
参考:『Death on Base: The Fort Hood Massacre』(University of North Texas Press)、「CRIMINAL MINDS」、ほか
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