【閲覧注意】体は1つで頭は2つ ― 双頭結合双生児の赤ん坊が誕生=メキシコ

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 20万人に1組の割合で生まれると言われている“結合双生児”。約40%~60%が死産となり、約35%は産後1日しか生き延びられない。出産後も生き延びることができるのは、全体のわずか5%~25%のみだ。技術の進歩により結合双生児切り離し手術の成功率は上がっているものの、分離手術そのものが珍しく、1950年以降の現在でも約75%の結合双生児の片方しか救えないという。

【閲覧注意】体は1つで頭は2つ ― 双頭結合双生児の赤ん坊が誕生=メキシコの画像1画像は、「Mirror」より

 今月9日、メキシコで1つの体に2つの頭を持つ結合双生児の子どもが生まれたと、イギリスのニュースメディア「Daily Mail」が報じた。この赤ちゃんは全ての臓器を共有していたと言われているが、個々に別の脳みそを持っていたそうだ。

【閲覧注意】体は1つで頭は2つ ― 双頭結合双生児の赤ん坊が誕生=メキシコの画像2画像は、「Mirror」より

 生後すぐの胎児の様子を映した動画がネット上に投稿されており、“2人”とも大きな声でよく泣いている。しかし、この胎児がその後も生き延びることはなかった。病院側は家族のプライバシー保護のため名前などの情報開示はしていないが、母親の容態は安定しているという。

【閲覧注意】体は1つで頭は2つ ― 双頭結合双生児の赤ん坊が誕生=メキシコの画像3画像は、「Mirror」より

■結合双生児の歴史

 現在確認されている結合双生児の症例として最も古いものは、1100年にイギリスで発見された、互いのお尻部分で繋がった状態で生まれた女児だと言われている。彼女たちは“ビデンデンのおとめ”と呼ばれ、34年間もの間お互いが結合した状態で過ごした。彼女たちが亡くなった後、教会に財産を寄付したことへの敬意を表し、市民が姉妹の姿を模したクッキーやケーキを焼き、貧しい人々へ与えることが慣習となったという。

 またシャム双生児の語源にもなった、“チェン・ブンカーとエン・ブンカー兄弟”が1811年にタイで生まれた。彼らは胸下部で繋がっており、肝臓を共有していたという。2人はサーカスの団員として世界中を周り、その後アメリカに移住。彼らはノースカロライナ州で牧場主やビジネスマンとして成功を収め、1874年に63年間という長い人生に幕を閉じた。

 メキシコで生まれた双生児のように生後すぐに死んでしまう例もあれば、63年間と長く生きた双生児の例もあるように、今だ謎の多い結合双生児。助かる命、助からない命と諦めなくてもいい日が訪れることを願う。
(文=山下史郎)


参考:「YouTube」、「Mirror」、ほか

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