「義務教育なんて意味あらへん」中3娘をネットアイドルにするため通学させなかったDQN母の“少し理解できる”言い分

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 2016年、経済産業省は人工知能(AI)やロボットなど技術革新によって、2030年度には日本で働く人が15年度より735万人減る可能性があると発表した。そんな中、目まぐるしく移り変わる現代において義務教育のあり方もまた問われている――。

「義務教育なんて意味あらへん!」。動画を配信する「ネットアイドル」として活動している中学3年の女子生徒(15)を通学させなかったとして、大阪府警黒山署は18日、学校教育法(就学させる義務)違反の疑いで、母親(44)を書類送検した。送検容疑は、2015年9月から2016年2月に大阪狭山市教委から娘を中学校に就学させるよう6回督促を受けたにもかかわらず、登校させなかったとされる。警察の調べに母親は「娘がアイドル活動をしたいと言ったので尊重した。法律は知らなかった」と供述。黒山署は「いじめや病気などの事情はなく、通学させない理由はない」としている。

 女子生徒はライブ配信サービス「ニコニコ生放送(以下、ニコ生)」などを利用するネットアイドルだった。関係者によると「女子生徒は8歳から動画配信を開始。姉も同様のネットアイドルで、一緒に配信したりライブ活動を行っていた。視聴者からは、容姿の幼さから『学校に行かなくていいの?』と指摘が相次いでいた」という。

 こうした声に反論したのが、当の母親。娘の配信に乱入し「学校なんて行く必要あらへん」と豪語することもあったという。捜査関係者が補足する。

「学校側は再三、女子生徒の登校を促したが、母親は一切無視。むしろ学校に乗り込み『行って何の意味があるんや!』と食ってかかることもあったそうだ。業を煮やした学校側は警察に相談。警察から注意を受けると、その場では『わかりました』と言うけど、最後まで娘を登校させることはなかった」

 学校教育法違反で立件されるのは極めて稀。それほど母親の態度が悪かったということだが、一方で今回の事件は新時代の教育のあり方に一石を投じるものでもある。

 社会部記者の話。「学歴社会は崩壊し、いい大学に入れば、人生は安泰という時代ではなくなった。学校に行かなくても億万長者になる方法はいくらでもある。ネットアイドルもそのひとつで、“囲い”と呼ばれる太客を持てば、配信だけで食べていける

 小・中学生の間では下手なアイドルや俳優よりもユーチューバーの方が断然人気がある。昨年には子供たちの「なりたい職業ランキング」でユーチューバーがサッカー選手、医者に次いで第3位に入った。

「人気ユーチューバーの年収は1億円を軽く超える。『PPAP』のピコ太郎も大ブレークのきっかけはユーチューブへの投稿。どこにチャンスが転がっているにもかかわからず、それは義務教育では教えてくれない。母親の『義務教育は無意味』という考え方は、その極論とも言える」とはITライター。

 親子は昨年8月、大阪から東京都町田市に転居。理由は「芸能活動のため」で、転居先の中学校に女子生徒を通わせている様子は見られないという。

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コメント

1:匿名 2017年2月15日 09:55 | 返信

これがホントのいい親

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