地球の生命は火星由来説を支持する研究者急増! コロンビア大科学者「ワレワレは火星人」

 地球の生命のふるさとは火星にあった? にわかに支持を集める科学的仮説に、海外メディアが注目している。


■「生命の起源は地球外に」 パンスペルミア説の概要

 40億年の昔、地球を覆っていた酸性の海の中で、私たちの遠い祖先が産声をあげた――。彼らが誕生に至った経緯については、数多くの仮説が唱えられているが、そのなかにひときわ独創的な仮説が存在する。

“パンスペルミア説”と名付けられたその仮説は、地球の生命の起源が、他の天体に存在することを示唆するものだ。小惑星の衝突によって、惑星の破片が宇宙へ投げ出され、やがて地球へ飛来する。地球に落下した破片に付着していた微生物が、そのまま繁栄していったというのが、おおまかなパンスペルミア説の概要だ。

 実はパンスペルミア説は、1871年から唱えられてきた古い仮説だが、近年の宇宙研究の進展に伴って見直されつつある。証明する手立てこそ発見されていないものの、これまで科学の主流から追いやられていた同説は、以前と同じくらい現実離れしているとは考えられていないのだ。

地球の生命は火星由来説を支持する研究者急増! コロンビア大科学者「ワレワレは火星人」の画像1 画像は「Wikipedia」より

■仮説を後押しする声「火星はかなり有力」

 そしてパンスペルミア説の再評価に伴い、地球に生命をもたらした具体的な惑星として、火星の名前が候補に挙がっている。アメリカ・コロンビア大学に所属する天文学者のカレブ・シャーフ氏は、以下のようにメディアの取材に答えた。

「地球上では火星の破片を見つけ出すことができます。加えて、火星でも地球の破片を見つけ出すことができるに違いありません。それらの破片が宇宙空間を渡り、生きたままの生物を運ぶことができるなら、私たちが“火星人”である可能性が生じてくるわけです」(カレブ・シャーフ氏)

 続いて、米ワシントン大学の生物学者であるピーター・ウォード氏も、異なるメディアで見解を披露している。

「地球の生命の起源を探るにあたっては、火星はかなり有力だと考えています」(ピーター・ウォード氏)

地球の生命は火星由来説を支持する研究者急増! コロンビア大科学者「ワレワレは火星人」の画像2 画像は「Wikipedia」より

 さらにウォード氏は、地球の生命の起源が地球外にあると証明された場合には、現在の科学界や宗教界に多大な影響を及ぼす懸念を付け加えた。

「大きな打撃になるでしょう。宗教的な原理主義者にとっては、神の創造した生命は地球上にのみ存在することになっていますから」(ピーター・ウォード氏)

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