挿入したまま断頭、ペニスをラップ保存
挿入したまま断頭、男性器をラップ保存…! 映画『ネクロマンティック1、2』が描いた死体愛好者の狂愛
――絶滅映像作品の収集に命を懸ける男・天野ミチヒロが、ツッコミどころ満載の封印映画をメッタ斬り!

『ネクロマンティック』(87年)
監督・脚本/ユルグ・ブットゲライト
出演/ダクタリ・ロレンツ、ベアトリス・Mほか
『ネクロマンティック2』(91年)
監督・脚本/ユルグ・ブットゲライト
出演/モニカ・M、マーク・リーダーほか
キャッチコピーは『屍体とし・た・い。』。「ネクロマンティック」とは、ネクロフィリア(死体愛好者)とロマンテックを合体させた造語。よくある日本の配給会社が付けたビデオ邦題ではなく、れっきとした原題だ。『ピンク・フラミンゴ』(72年)などバッド・テイストな作風で有名なジョン・ウォーターズが「ネクロフィリアのためのポルノ」と絶賛したこの作品は、製作国ドイツをはじめ各国で上映禁止となり、ドイツの裁判所からネガやフィルムの破棄を命じられたという。
本作はベルリンで生まれ育った無名監督、ユルグ・ブットゲライトの名を一躍ホラーマニアに知らしめた。だが『シュラム 死の快楽』(93年)を最後に新作が発表されていない。なんでもブットゲライトが不謹慎な映画を撮らないか、ドイツ当局から監視されているからだという。ロケ地でもあるノルウェーで行われた『2』のプレミア上映会では、地元警察の立ち入りもあったと聞く。では、ネタバレ注意のストーリー紹介を始めよう。
■あらすじ
目玉の飛び出た死体、切断面もリアルな上半身だけの死体。それら交通事故や殺人事件の死体を手際よく片付ける請負業社に勤務するロベルト(ダクタリ・ロレンツ)は、死体から目玉や内臓などを戦利品としてこっそり持ち帰るネクロフィリア(死体愛好者)だ。自室の壁には死体や著名な殺人鬼の写真などが所狭しと貼られ、棚には手首・舌・眼球などのホルマリン漬け容器が並ぶ。自慢のコレクションだ。
ビール片手に人間の遺体解剖ビデオを鑑賞するロベルトは、生きたウサギ(本物)の解体シーンを回想する。業者がウサギの頭を棒で殴って気絶させ、ピクピク動くその首をナイフで斬って血を抜き、逆さにして皮を剥ぐ。そんな小柄で童顔に薄い頭頂、根暗で危ない趣味まで持つロベルトには、ベティ(ベアトリス・M)という同好の同棲相手がいた。
ある日、今までパーツだけをくすねていたロベルトだったが、ついに全身ゲットに成功。心底うれしそうに目玉を指で撫で、ペロペロ舐め回す。この目玉は、監督自ら医大生と偽り屠畜場で譲ってもらった豚の眼球だそうだ。ベティはベティで、死体の股間に鉄パイプを突き刺し、コンドームをかぶせて騎乗位。そんなリア充(!?)な生活を送っていたふたりに亀裂が走る。ロベルトが会社をクビになったのだ。帰宅すると、ベティは怒り「これから死体はどうするのよ」(そっちか!)と罵る。
翌日、ベティの機嫌をとろうと猫を買ってきたロベルトだが(嫌な予感)、ベッドの上に「お友だち(死体)は餞別代わりにもらっていきます。さよなら」と置手紙が。ロベルトは泣きながらベティの写真を燃やし、今まで戯れていた猫を袋に入れて、狂気の形相で壁や床に全力で叩き付ける。その死体から内臓を取り出し「嗚呼……」と顔や体に擦り付け、鮮血に染まったバスタブの湯に浸かる。
ロベルトは墓地で商売する売春婦を買いに行くが勃起しない。ロベルトはそれを笑った売春婦を絞め殺し、「これならやれる」とその遺体を犯す。翌朝、墓地内で寝込んでいるところを墓守の老人に発見されたロベルトは、彼が持っていたスコップを奪い顔面を横殴り。老人の顔の上半分が吹き飛び、断面図から見える舌がピロピロと震えている(笑)。
帰宅したロベルトは股間丸出しで、自分の腹を刃物で何度も刺す! 血しぶき上げてベッド上で悶絶するロベルトの股間はビンビンだ。そこへオーバーラップするウサギの解体シーン。射精して果てたロベルト、その命も同時に果てる。
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